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『ごめんね』


『若くて可愛い読モの女の子が』

『サングラスしててもおかしく無いでしょ？』

『って言ってあげられなかった』


Aが眉毛下げて

俺に謝ってる


『人がファッションに合わすんじゃない』

『何着ても中の人さえしっかりしていれば』

『それはその人の色になるって』

『そう言いたかったのに』


そう言いながらへへへと笑うA


『章大さんに意見して･･･』

『･･･嫌われるのが怖かった･･･』


その不安げに揺れる瞳で

ゆっくりゆっくり言葉を紡ぐA


『･･･嫌いになんか･･･』

『ならへん･･･』


何とかしぼりだした

俺の声が震える


テーブルの上で冷めてく晩御飯


『ごめんね』

『今日一日すごく楽しかったのに』

『何か変なこと言っちゃったね』


俺の声のトーンと

ぼんやり見つめる視線の先に気がついて


Aが慌てて謝ってくる

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作者名：UTA | 作成日時：2020年5月18日 19時

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