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次の日
俺が起きた気配でAちゃんも目を覚ました
寝起きが悪てぽよぽよしとんがAちゃんやのに
今日もやっぱスゴい勢いで飛び起きて
音が聞こえる事を確認して
大きく一つため息をついていた
何を言うてもあかんやろし
何か言えるわけでもないし
ベッドに座っとるAちゃんの事をそっと抱きしめて
「おはよう」って声をかける
ゆっくり離れたらAちゃんも
涙の膜が張った目で俺を見つめて
「おはよう」って言うてくれた
「Aちゃんも起きる？」
「それとももおちょい寝る？」
俺がそぉ聞いたら
「起きる･･･」
言うてベッドから出てきた
ほんまはもぉちょっとゆっくり寝てた方がええと思たけど
「そっ？」
「ほな一緒に朝飯食お？」
そう言うてAちゃんの手をとって一階におりた
向かい合っていつも通りの簡単な朝ご飯食べて
俺が食べ終わってもAちゃんはまだ食うてたから
席にそのまんま残して
俺は出勤の準備をする
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作者名：UTA
| 作成日時：2020年3月4日 19時
