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玄関の鍵閉めてリビング戻ったら
唐揚げ揚げとるAちゃんの横に琴音ちゃんが立っとって
智衣ちゃんはダイニングテーブルとこのイスに膝ついて
カウンター越しに三人ですでにおしゃべり中
何話しとるかは聞こえへんけど三人とも笑顔で
琴音ちゃんはAちゃんの左側
智衣ちゃんはAちゃんの視界に入るようにして話してくれとって
それってきっと職業柄だけでは無くて
二人の人としての優しさやんな
そう思た
｢すばるくんコーヒー入れてくれる？｣
Aちゃんが振り返ってそう言う
｢コーヒーメーカーつこててもすばるくんが入れた方が全然美味しん｣
｢何が違うんか分からんけど｣
そう言うて得意そうな笑顔をこっち向けとる
｢ええよ｣
｢けど飯前にええん？｣
ってキッチン行ったら
智衣ちゃんと琴音ちゃんが
ニヤニヤニマニマ
コーヒーメーカーセットしながら｢なんやねん｣言うたら
｢別にぃ｣
｢おいしいコーヒー楽しみやなぁ｣
って
いやいや期待されても普通にコーヒーメーカーで入れるコーヒーやし
ヒナとヨコにも聞いたら酒飲むし要らん言うから三人分だけ入れる
それ聞いたAちゃんが
パチパチ油ん中でええ音させとった唐揚げを先にいくつか二度揚げしてくれて
俺がコーヒー入れ終わったら
唐揚げとポテサラとビールを渡してくれた
女子三人は立ったまんまコーヒー飲んで
｢えっ？｣
｢あれ？｣
｢ほんま美味しい｣
言うてくれて
それ聞いたAちゃんが
｢そやろ？｣
｢何がちゃうかわからんけどめっちゃ美味しいんやって！｣
って得意になっとるし
ちょっと気分ふわふわするやん
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UTA(プロフ) - めちゃさん» ありがとうございます。コメントすごく嬉しいです。甘いすばるくんに恋してくださいませ。私生活がバタバタした上に体調的にもキツくて更新が滞っていました。脳内ではこの話以外にも妄想炸裂なのでこれからも書いて行きたいと思います。お付き合いくださいね (2019年7月30日 13時) (
レス) id: 916009774d (このIDを非表示/違反報告)
めちゃ(プロフ) - 毎日更新されていた時は毎朝起きてベッドの中で見るのが楽しみでした いつの日からか更新が途絶えて寂しかったですが待っていてよかったです。少し大人しすぎるすばるがむず痒くではありますがとっても穏やかな時間の中のお話でとても好きです。 (2019年7月30日 12時) (レス) id: 4322b64262 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：UTA
| 作成日時：2019年7月18日 19時
