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Aちゃんが自己紹介ん時にほんまにサラリと耳の事言うて
医療従事者からなんかな?
彼女さんらは「あっそうなんや」位にうけとめて
ヒナとヨコは一瞬固まって
その後
ヨコはぎこちなく「へぇそぉなんや」って
ヒナは「なんやそれやったら今まで不便あったやろ?早よ言うたら良かったのに」って
どっちの反応もらしすぎてAちゃんと顔見合わせて笑てもた
食事が終わって俺がコーヒー入れて
Aちゃんが仏壇から下げてきたケーキと並べる
彼女とヨコとヒナが席変わってもろて
申し訳無いけど四人で話す
「付き合うた話もちゃんと聞いてへんうちに一緒に住むなんてびっくりしたわ」
ってヨコが顔を赤くして言う
照れるんなら言わへんかったらええのに
「でも家の人すばるが転がりこんで一緒に住む言うても何も言うて無かったん?」
っていきなり核心なとこ聞いてきた
まぁこの家のデカさ見たらそう思うわな
俺がAちゃんの顔見たら
「亡くなったおじいちゃんちなん」
「私だけが住んでたん」
ってAちゃんが簡単に説明した
「へぇそぉなんや」
うん!ヨコお前のそう言う素直なとこ嫌いやないわ
そう思てたらヒナが
「まぁええのんとちゃう?」
「さっき方台所に二人で立っとったん見たらなんやしっくり来とったし」
「Aちゃんがええ子なんも知ってるさかいな」
「詳しい事はおいおい聞かせてもらうし」
ってやっぱコイツは一筋縄では行かへんわな
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作者名:UTA | 作成日時:2019年2月10日 6時