愛され最強デビルハンター 【チェンソーマン】

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「ん…なんか少し頭痛い…」



　寝ていて固まった背中を伸ばすと
　いつもと違う景色が目に入った



　あれ…ここってアキさんの部屋か？




　え…？なんでここで寝てるの？




　私は昨日の出来事を振り返っていた




　「えーと確か昨日歓迎会で居酒屋に
　 行ってご飯食べて」




　「ん〜…それからそれから〜…」




　「あっ…思い出した…」



　
　どうしよう顔が青ざめていくのがわかる…




　「昨日めちゃくちゃ駄々こねたんだ…」




　ど、どうしよう…
　絶対にめんどくさかったぞ…




　でも…お酒と言わずに私に飲ませた
　姫野さんも…悪いよね！！




　あ〜…どうしよう、もうアキさんと顔
　合わせられない…




　なんて働かない頭でグルグル考えていると




　ガチャっ、とドアが開く音がし




　「A、起きたのか？」




　今1番会いたくないアキさんが出てきた





　「えっと…おは、おはようっ、ございます」





　どうしよう、冷や汗が出てるのわかる
　でも、今のうちに謝ったほうが…





　「昨日はごめんなさい！！
　絶対にめんどくさかったですよね…」




　
　するとアキさんは





　「あ〜…あれか、別に怒ってないぞ？」





　と、首をコテンっと傾げた





　「元はと言えば姫野先輩が悪いからな」





　あ、朝飯できてるぞ、と一言残して
　部屋を去って行った





　一人ポカンとしていたが





　まあ、これからも毎日顔合わせるし
　今更恥ずかしがっても仕方ないか…





　と、用意を始めた

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