偶然出会ってデビューしたんだけど10

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『レバガチャダイパ〜ン！……んふふ』(イブラヒム風イントネーション)



シェ〈台パン力とマシーンの計測により競い合うライバー達の祭典、ワールドダイパンクラシック2021〉



社「実況担当は私社築、解説は笹木咲さんでお送りいたします。よろしくお願いします」

笹「よろしくお願いします」

社「さぁ、龍選手が登場いたしました。あれは一体何をしているんでしょうか、頭を撫でられています」

笹「ただのてぇてぇですねぇ」

社「やる気あるんでしょうか」


ﾋﾞｰﾋﾞｰﾋﾞｰ


社「おおっと、ここで時間いっぱい。龍選手ダイパンサークルへ向かいます」

笹「え〜、私の調べによると、怒りを叫びながら挑戦するそうです」

社「それは楽しみですねぇ。それでは、龍選手の台パン力測定お願いします」



『なんでまた私がパンツ洗ってんだよ！！』



社「あっはっはっはっはっは！！葛葉が膝から崩れ落ちたー！！」

笹「あっはっはっはっはっは！！」

社「龍選手の記録は……え！？１０キロ台パン！？弱すぎだろ！！」

葛「お前さ！！」

叶「あ〜」

笹「あっはっはっはっはっは！！」



Q.この結果を受けて

社「というわけで龍選手、１０キロ台パンという記録。ワーストですが、いかがですか」

『……手が、痛いです』

叶「手赤くなっちゃったね」

葛「折れてないよな」

社「折れるわけねぇだろ！」

笹「過保護すぎやろ」

『手ジンジンするぅ』


〈※検査の結果、なんの問題もありませんでした〉



Q.パンツ？

社「ところで、パンツを洗ってるという事ですが、またですか」

『はい、またですね。1回ね、自分で洗うようになったんですよ。けど、なんかまた私が洗ってます。なんなら今、叶のも洗ってます』

笹「増えたんかw」

『増えた』

社「お前ら自分で洗えよ！」

叶「えへ♡」

笹「可愛子ぶんなや！」

葛「……手は？」

『まだ痛い』

葛「後で湿布貼らねぇとな」

笹「おいそこ！イチャつくな！！パンツ自分で洗えや！！」



シェ〈再びゲームに戻り、龍ちゃんvs笹木さんの初心者対決。龍ちゃんはキャミィ、笹木さんはダルシムを選択〉



『さくぱんには、負ける気せん』

笹「なんでや。ウチやって、負けんぞ」

社「大丈夫かこれ」

葛「笹木に負けんなよ〜」

叶「龍ちゃんファイト〜」

笹「ウチの応援もしろや！」

『オラオラオラァ！』

笹「オラオラオラァ！」

『ちょ、何して、待ってさくぱん！』

笹「起き上がりを撃つべし！」

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