偶然出会ってデビューしたんだけど4

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『その部屋にカギあるから、次行こ？』

叶「うん…何この絵、赤ずきん？え、食べられてない？これ」

『グリム童話って、子供向けに書き換えられてるやつ多いからねぇ。本当は怖いグリム童話じゃない？』

叶「あー、そういうこと？」

『わかんないけど、赤ずきんはオオカミ倒した後、猟師と赤ずきんが結婚したのしか知らない』

叶「え、なにそれ。僕それ知らない」



ｰそんな話だっけ赤ずきん
ｰ俺も知らね



叶「うわぁ、ここなに」

『アトリエじゃない？ここからスタートだよ』

叶「嘘でしょ！？」



ｰまだ始まってなかったw
ｰまじかよw



『キャンバスにかかってる布取ったら、スタート。早くとって』

叶「取りたくない。やだ。」

『じゃあ、私が取るね』

叶「待て！」

『わぁ、あっぶなぁ』

叶「大丈夫！？」



ｰ龍ちゃん！？
ｰガタガタ鳴ってたけど大丈夫！？
ｰ！？！？！？！？



『大丈夫よ〜。叶の膝から落ちただけ』

叶「ホントに大丈夫？やめる？」

『んふふ。やめたいだけじゃん。』

叶「だって、怖いもん」

『はいはい、スコーンあげるから頑張って』

叶「ん、んーおいしぃ」



ｰまたあーんか！？
ｰてぇてぇ
ｰてぇてぇ
ｰてぇてぇ


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ChroNoiR3周年おめでとう！！！！
この先も、ずっとずっとChroNoiRが続きますよう、心から願っています。

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