偶然出会ってデビューしたんだけど (ページ39)

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・ページ39

『プロポーズじゃないんよなぁ。まぁ、大好きなのは、否定しないけど』

叶「そこは愛してるって言うとこじゃない？」

ｰ愛してるって言って！
ｰ愛してるって言お！
ｰ言っちゃえ！

葛「コメも愛してるって言えってよ」

『え、いや。それはごめん。無理』

ｰなんで？
ｰ燃えるから？
ｰ燃えさせないから言って！俺が聞きたい！
ｰ燃えさせない！俺たちを萌えさせてくれ！
ｰ↑うまいw

叶「龍ちゃんってさ、何に対しても、愛してるって絶対言わないよね。好きや大好きは言うのに」

葛「そーいやそーだな」

『だってさ、愛って言葉は呪いなんだよ。その言葉1つで、1人の人間を何年も縛り付ける。忘れたつもりでも、ふと思い出して、苦しめる。
結婚もそう。その人を自分に縛り付けるための呪縛。
だから私は、愛って言葉は使わない。言わないし、言えない。』

叶「龍ちゃん？」

葛「俺たちには使ってもいいんだぞ？」

『だーめ！2人をこれ以上私に縛り付けたくない』

ｰなんか、がめんがゆがんでるんだけど
ｰがめんがゆがんで、うまくうてん
ｰ愛は呪いかぁ
ｰ別れた旦那思い出した。ホントに呪いだぁ
ｰ過去になんかあったんだろうか

『んふふ。暗い話になっちゃったね。1時間以上たってるから、終わるね。
葛葉食べることに集中できなくて、全然減ってないから』

葛「お前の話に集中してたはw」

叶「早く食べな？冷めちゃってるじゃん」

『ほら、終わるよー。
じゃぁみんな、また明日にでも！』

葛「あふふぁにふぇも！」

叶「食べながら喋るなって。明日にでも！」

ｰ草
ｰ明日にでも！
ｰめっちゃ食ってるw

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