・ ページ8
Side-SONA
JW「ソナ、どこ行ってたの??」
SN「お手洗いですよ〜。」
JW「そっか」
そう言って、オンニは厳しい顔でステージを見つめる。いつものオンニならきっともう少しお話してくれるんだろうけど、次のステージはあのBLOOMなんだから、そうなるのもいただけるかな。
そんな難しそうな顔しなくても、BLOOMのステージは他のアイドルたちよりも劣るに決まってるんだから、もっと気楽に見ればいいのにね、
JW「......きた」
会場の照明が暗転し、曲が流れ始める。
他のアイドルのファン達がいる中でも、やっぱり彼奴のファンは多い、今までのアイドルたち以上の歓声が聞こえる。
隣に座ってるオッパ達からも恐らく今日最高に盛り上がっている様子がうかがえる。
JW「......ハンソラ、」
吹っ切れた、なんてこの前は言ってたけど、そんなすぐに吹っ切れる訳ないじゃん。その証拠に、愛おしそうな目でステージを見るオッパのこときにしてる。
そんなに気にしてる感出しちゃったら、またSNSで言われちゃうよ〜、ってそれは狙ってることだからいいのかな?
まあいいや、私はオンニの恋は正直どうでもいいし。ルムのステージに集中しなきゃ。
SN「......は」
スポットライトに照らされたルムは、私が隠したはずの衣装を身にまとっていた。
大胆に肩が開いた純白のドレス、スカートの下からはスラリとした長い脚が見える。日焼けなんて知らなさそうな白い肌に、艶やかな長い黒髪が映える。
綺麗、その一言に尽きる。
ちがう、なんでちゃんと衣装着てるの。
「......っはあ、間に合った!」
SN「...あの人」
息を切らして会場に入ってきたのは、あの子のマネージャーの人。そういえば、ルムのマネージャーは客席で応援したがるなんてどこかで聞いた気がする。
パチッと目が合う。アイドルできそうなくらいの美人だ、その人は、しっかりと私を見て、にやりと口角を上げた。
MN「...邪魔なんかさせないわ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1284人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
SHIYO(プロフ) - ミアさん» わあああなんて間違い...お恥ずかしいです!ご指摘ありがとうございます🙇♀️💦 (2023年2月9日 22時) (
レス) id: a13e9a406e (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 楽しく読ませていただいています。HIVE→HYBEですよ〜 (2023年2月9日 0時) (レス) id: 2486199e07 (このIDを非表示/違反報告)
SHIYO(プロフ) - ゆいさん» ありがとうございます😭そう言って頂けてパワーもりもり元気増し増しです、笑 (2023年1月13日 18時) (レス) id: a13e9a406e (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 一気読みさせて貰いました！始終ニヤニヤが止まりませんでした^更新楽しみにしています！ (2023年1月11日 2時) (レス) id: 990da8c34e (このIDを非表示/違反報告)
SHIYO(プロフ) - yuriさん» そうやって言って頂けると嬉しいです〜🥰🥰デートのお話もニヤニヤしながら書きます〜! (2023年1月6日 18時) (レス) id: a13e9a406e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：SHIYO | 作成日時：2022年11月28日 14時
