女神様は彫刻に夢中【SEVENTEEN】

DAY of KPOP ページ4

Side-FAN





「やっば最前じゃん...!?!?」
「うちら今年の運使い果たした??」


ダメ元で応募したDAY of KPOPのチケットがご用意され、そして席がまさかの最前、そしてまさかまさかの推しグルのすぐ近くというトリプルミラクルを起こしてしまい、もしかして明日私死ぬ??なんて思考にまで至る。

一緒に来た友達とペンライト等の準備をして、推したちの話に花を咲かせていたら、気付けば会場は大勢の人で埋まっていて、開始直前を知らせるアナウンスが入る。
やばやば、と出しいていたアクキーやトレカをしまって、ペンライトを構えた。





「「「「「「「キャアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」」」」」」」


「うっわ生BTSだ...、オーラやばい...」
「それな」

「お、セブチきた、ジョンハンかっこよ...」
「ウォヌ氏ほぼ足じゃん」

「TWICEきたきた!!」
「キラキラしてる...」

「ブラピン!!!!!まじやばい!!!」
「ラリサの貫禄すげえ...」

「うわ、ルムきた...」
「ちょ、あからさまに嫌な声出さないで、笑」



私の友達はあまりルムちゃんが好きじゃない、というか嫌いみたいで、他のアイドルとの態度が明らかに違う。周りにFioreさんいたらどうするのよこの子...。
私は別に好きでも嫌いでもないかな、って感じ。でもめちゃくちゃ可愛いなとは思う、いやあれは女神。

そして、ついに私たちの推しが登場する。



「MELODY〜!!!!ソナ〜!!!!」
「ジウオンニ〜!!!!」



私たちが推しているのはMELODYというヨジャグル。因みに私はジウペン、友達はソナペン。
白の衣装で統一してきたMELODYは、観客席に向かって手を振ったり他のペンサをしながら私たちの目下に座る。

会場は1階の、本来アリーナであるところにアイドルたちの控えの机、2.3階が客席というつくり。MELODYの左隣がSEVENTEEN、その左にBLOOM、そしてTREASUREと続いている。
並びは事務所も混ぜてごちゃごちゃって感じだけど...




「いや、MELODY、セブチ、ルムの並びは狙ってるでしょ...」
「うんそれな?笑」

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