続 ページ7
マルコス「ねえ、グスタフさん。質問なんだけど........」
あの一件のまた次の日。
マルコスはスマホを弄りながらそんな事をグスタフに問いかけた
グスタフ「ん?なんだ?」
聞くのはやはりあのこと───────
マルコス「2人ってさ........一緒に寝てるの?」
グスタフ「は?
当たり前だろ。」
マルコス「はぇ?」
自分で聞いたもののやはり聞くとびっくりしてしまう
落とした枝を拾い、咳払いをひとつする
マルコス「こほん........まずグスタフさんって何歳?」
グスタフ「18歳だ」
マルコス「........へ?」
バキバキ........と潰れたスマホ
中にはリリカの限定写真などがたくさん入っている
マルコス「いやぁぁぁぁあ!!リリカちゃんんんんんん!!!!!」
涙目で亡きものになったスマホに駆けつけ泣きわめくマルコス
グスタフはそれに苦笑いをこぼす
グスタフ「........!アリア!!」
貴「お兄ちゃん!!」
お互いに抱き合い笑みを交わす2人
まわりなど気にせずシスコンブラコンぷりを見せる
桜華「む........騒がしいと思ったら貴様らか。少しは静かにしろ!我は今てれびしょっぴんぐとやらを見ていて忙しいのだ!」
あからさまに機嫌が悪そうな顔をしこちらを見てくる桜華
いまやってるテレビショッピングの内容は
[新発売!なんでも斬れる万能刀]
というタイトルの刀だった
完全に詐欺である
それに騙されるのがこの男、桜華忠臣である
桜華「よし!今すぐ買おうではないか。買って損することはなかろう」
電話に駆け出しすぐに電話番号を打ち込む桜華
マルコス「ぅう........リリカちゃんがッ........僕の命より大切なりりかちゃんが........!!許さない....許さない。グスタフさん!僕は許さないからね!」
グスタフ「なぜ俺なんだ?!」
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零(プロフ) - 続いて…良かった…! (2019年10月11日 23時) (レス) id: 832ad5c79c (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 急な完結だったけど面白かったです! (2019年9月22日 17時) (レス) id: 832ad5c79c (このIDを非表示/違反報告)
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