仲間なんて信じない (ページ17)

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今日は三代目での撮影の日
いよいよ全てを明かす時が来た

カメラマン(以下カ)「それじゃあ最初は1人ずつ撮って行きます。まずはボーカルの2人から！」

隆・臣「はい！」

剛「臣さんクールに決めてるねー」

『そうだね笑久しぶりの撮影だから気合入ってるんじゃない？笑』

何気ない会話をしつつ岩ちゃんに目で合図をする

剛「…ｺｸｯ。ねぇA～ｷﾞｭｯ暇なんだけどー」

『えぇーまだ始まってばっかだよー笑』

剛「A可愛すぎーｽﾘｽﾘ」

『ちょ…岩ちゃんやりすぎ笑』

剛「でも効いてるみたいだよ。ほら」

確かにはなちゃんはこちらも完全に睨みつけてる…

『まぁ何でもいいや笑』

健「岩ちゃん！いい加減そんなやつと絡むのはやめた方がええやろ…」

剛「なんでっすか？別に誰と仲良くしようと俺の勝手じゃないですか」

人「確かにそうだけど。はなが可哀想とこ思わないのか？」

E「傷つけられた人の味方する人がいる気持ちを考えたことあるの？」

剛「考えるのは俺じゃないと思いますけどね」

己「岩ちゃんの言う通りだよ」

人「直己もあいつの味方するのか？」

己「当たり前ですよ」

はな「あ…あのAちゃん…私たちも着替えるって…い、行こ？」

健「1人で平気か？なんかあったら叫ぶんやぞ」

はな「う、うん。ありがとう！」

『行くなら早くいこーよ』

E「Aのせいで怖がってるのにそれは無いんじゃない？」

『あーはいはい。なら1人で行きますわ』

はな「あ、一緒に行かないとスタッフさんに迷惑かけちゃうよ」

楽屋を出る時、岩ちゃんと直己さんに目で合図をする

《頼みますよ》

剛・己〈了解〉

私は先を歩いて上手く誘導する

はな「ねぇ、ちょっと待ちなさいよ」

…きた！素晴らしいタイミングだ

『……なに？』

はな「あんた何岩ちゃんといちゃついてんの？意味わかんないんだけど。」

『あのさぁ、やりたいことは分かってんの。でもここは人目に付くから、ここの会議室使われてないしここでやれば？』

はな「わかってんじゃない！」

……ここからが本当の戦いだ