仲間なんて信じない (ページ15)

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？「ちょっといい？」

『え、直己さん。どうしてここに？』

己「ちょっとね。岩ちゃんと臣も居ていいから聞いてもらえる？」

剛「はい。聞きます」

己「勝手なのは分かってるけど、最近になってAがこんなことする訳ないって思ったんだ。今更なんだって思うけどこれからは味方でいさせて欲しい」

臣「だってよ…どうする？」

『私は今まですごく辛かったです。長い間やって来て信じてもらえたのがたった2人だなんて。』

己「……ごめん」

『でも、今こうして直己さんが話してくれてすごい嬉しいんですよ！私は前のように戻りたいだけなので…笑。だから許します！』

己「！！…A、本当に今までごめん。」

『だから気にしないでくださいって！笑。それよりさっきのことも入れて全部話すね』

それからGENEのみんなに話したようにこうなったきっかけを話してそれから、さっき何をされたかを包み隠さず明かした…

己「そんなことが…！なんて…逃げた俺が言えることじゃないよな」

剛「ごめん！Aのそばにずっといれば……!」

臣「痛かったろ？ごめんな、守ってやれなくて…」

『全く…臣くん、岩ちゃん、直己さん！！』

臣・剛・己「ﾋﾞｸｯ」

『私は大丈夫。確かに痛かったけど今は3人が居てくれるから……ね？』

剛「A……ありがとう」

『でも1つだけいい？私はみんなの目を覚ましたいの。協力してくれる？』

己「もちろん。これ以上Aを傷つけない為にもね」

剛「俺も協力する！これ以上Aに手出したら絶対許さない……」

『ありがとう。……臣くん？どうしたの？』

臣「そういえば俺があげた”アレ”持ってるのか？」

剛・己「アレって……？」

『あぁ、これのこと？』

そう言ってポケットから出したのは…

剛「ボイスレコーダー？」

『そ、臣くんからあの日あらかじめ貰ってたの。あ、録音聞く？』

己「どんなのが撮れてるんだ？」

『説明するより聞いた方が早いかな？じゃあ流すね～。』