第7話 ページ9
コンコン
「 Aか。」
『 おはよう、セブルス。大広間一緒に行きましょう？』
「 あぁ、少しソファーに座って待っていてくれ。」
『 えぇ、今日は楽しみだわ。久しぶりの買い物だから。』
セブルスはソファーに座っている嬉しそうな顔をしているAをちらりと見ると、フッと少しだけ口角を上げて身支度を終わらせた。
「 待たせたな、行くか。」
『 えぇ 』
それから、食事を済ませた2人は、ダイアゴン横丁へ移動した。
「 まずはグリンゴッツへ行くぞ。鍵は持っているのか？」
『 えぇ、アルバスが鍵をくれたわ。私の両親が亡くなった時に、手紙で両親からアルバスに鍵を預けてたみたい。』
「 そうか。」
そんな話をしている内に、グリンゴッツにつき、両親が残してくれた金庫から、必要かと思われるほどのお金をおろした。
『 セブルス、大丈夫？少し顔色がよくないわ。』
「 気にするな。さっさと買い物を終わらせるぞ。」
『 それもそうね、セブルスは忙しいものね。でも、なにから買いに行こうかしら。』
セブルスはトロッコで少し気分が悪くなっていた。そして、なぜあんな乗り物に乗って普通で居られるのかと不思議に思っていた。
「 まずは制服じゃないか？」
『 そうね 』
「 ならば、マダム・マルキンの店に行ってこい。我輩はその間に鍋などを揃えておく。」
『 ありがとう、セブルス。制服が終わったら杖を買いに行きたいわ。』
「 なら、そこで待ち合わせだな。」
Aは、セブルスと別れ、マダム・マルキンの店へ向かった。
店の中へ入ると、Aの他にも2人、制服の採寸をしているようだった。
「 いらっしゃいませ。お嬢さんも、ホグワーツかしら？」
『 えぇ、そうなんです。それで制服の採寸をお願いしたくて。』
「 いま男の子2人もしているのだけど、あなたは女の子だから別がいいわよね？」
マダム・マルキンはそう言うと、Aを別室へ案内した。
Aの採寸が終わり、別室から出てくると、ちょうど眼鏡をかけている男の子も終わったようだった。
「 あの、もしかして君もホグワーツなの？」
Aは急に話しかけられて少しびっくりしながらも答えた。
『 えぇ、そうよ。あなたも？』
「 うん！僕、ハリー・ポッターっていうんだ、よろしく！」
『 Aよ。よろしくね、ハリー。』
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真姫(プロフ) - さらさん» ありがとうございます！すごく嬉しいです！これからも面白いと思っていただけるように頑張ります！ (2017年11月30日 23時) (
レス) id: 8a249ad083 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 面白いです！最高です！ドラコ本当に好きです！更新頑張って下さい！ (2017年11月13日 23時) (レス) id: 2755443495 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真姫 | 作成日時：2017年11月13日 22時
