第6話 ページ8
『 それはないわね。ヴォルはそんなことしないわよ。』
セブルスとアルバスの目が見開かれた。
「 A、いま、なんと言ったのじゃ？」
『 あぁ、例のあの人のことをヴォルって呼んでることね。』
「 お前はあの方がどんな人かわかって、そう呼んでいるのか？」
セブルスは眉にシワを寄せながら、聞いた。
『 もちろん、知ってるわよ。でも本人からそう呼べって言われたんだから、別に大丈夫よ。』
「 お前は、あの方と知り合いなのか？」
セブルスのシワはさらに寄っていた。
『 まぁ、そうね。ヴォルとは私の祖母が親友で、それから繋がりがあるわ。
と、言っても、誰一人デスイーターにはなっていないけどね。
小さい頃からヴォルの所に遊びに行っていたし、ヴォルも私のこと孫のような存在だ。って言ってたから私のこと狙われるわけないし、それに両親が亡くなった時には、既にハリーポッターに倒されていたから、できるわけないのよね。』
そこまで言って、2人を見てみると、セブルスはなぜか頭を抱えていたし、アルバスはなにかを考えているようだった。
「 Aを狙っている人物は他にいるということなのじゃな。」
『 そういうことになるわね。』
アルバスの言葉に頷きながら答える。
「 しかし、あの方にそこまで気に入られているとは...。」
「 驚きじゃな。」
セブルスは、頷いた。
「 まぁ、その事はまたあとで考えるとしよう。
とりあえず、明日はセブルスと一緒に入学に向けて買い物に行っておいてほしいのじゃが。」
『 わかったわ。』
「 セブルス、この子を頼んでもよいかね？」
セブルスは小さく頷いた。
『 楽しみね、セブルス。』
「 フンｯ 明日はさっさと起きないと置いていくからな。」
『 あら、それは困るわね。』
Aはセブルスのほうを見て微笑んだ。
「 おぉ、そうじゃった。A、君の部屋が完成したぞ。場所はセブルスの部屋の隣じゃ、一緒に見に行くといい。」
『 ありがとう、アルバス。』
「 礼には及ばんぞ。可愛い孫のためじゃからのう。」
2人が笑顔で話している中、セブルスは頭を抱えたとか、抱えなかったとか。
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やっと原作に近づいてきた...
原作沿いと言いながら中々原作に入らず、すいませんでした。これからは原作沿いになって行きます！
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真姫(プロフ) - さらさん» ありがとうございます！すごく嬉しいです！これからも面白いと思っていただけるように頑張ります！ (2017年11月30日 23時) (
レス) id: 8a249ad083 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 面白いです！最高です！ドラコ本当に好きです！更新頑張って下さい！ (2017年11月13日 23時) (レス) id: 2755443495 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真姫 | 作成日時：2017年11月13日 22時
