第5話 ページ7
次の日、セブルスとAは校長室へ向かった。
「、、、、。」
セブルスが合い言葉をいう前にまた校長室へ続く階段のガーゴイルが動いた。
コンコン
セブルスが校長室の扉をノックした。
「 どうぞ 」
「『 失礼します 』」
中では、アルバスが椅子に座って待っていた。
「 おはよう、2人とも。Aはよう眠れたかの？」
アルバスはニコニコと笑いながら聞いた。
『 おはよう、アルバス。ちゃんと眠れましたわ。』
Aも笑顔で返す。
「 そうかそうか、それはよかった。セブルスのおかげかの？ 」
「 校長、どのようなご要件ですかな？」
校長の視線から逃げるように、話すセブルス。
「 まぁまぁ、セブルス。そう慌てるでない。そうじゃのう、話とはAについてじゃ。」
Aは、やはりと言うような顔をしていた。
アルバスが少し真剣な表情になる。
「 どういうことですかな？ 」
「 ふむ。まだAには少し聞くことがあってのう。」
アルバスのブルーの瞳がAの目をじっと見つめる。
『 なんでしょうか。』
「 A。君からは何か偉大なる力を感じる。
それから、わしの記憶が間違っておらんければ、君は数年前に1度、ここに来ておるはずじゃ。
じゃがのう、その時のAの年齢と、いまの年齢を考えるとどうしてもおかしい部分があるのじゃよ。」
「 A。君のことを教えて欲しい。」
アルバスの言葉にAはゆっくりと話し出した。
『 そうね。きちんと話しておかないといけないわよね。
確かに私は、大きな力を持ってる。
A家は代々純血だったけれど、純血主義ではなかったし、四つの寮それぞれが集まった家だった。』
『 A家には、ずっと受け継がれてきた伝説みたいなものがあって、1000人に1人大きな力を持った子が産まれるっていうものだったの、それが私だった。』
『 その力っていうのは、私もまだ全部はわかっていないのだけれど、今わかってるのは、未来が見えることと、過去に行けること。って、くらいかしら。』
「 そうじゃったか。」
『 ええ。まぁ、昔はよく力を使っていたけれど、最近はあまり使ってないわ。』
「 そうか、話してくれてありがとう。もう一つ聞きたいことがあるんじゃが、よいかの？」
アルバスの言葉に、Aは頷いた。
「 君は両親がなくなってから、何者かに狙われていたようじゃが、それはヴォルデモートだと思うかの？ 』
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真姫(プロフ) - さらさん» ありがとうございます！すごく嬉しいです！これからも面白いと思っていただけるように頑張ります！ (2017年11月30日 23時) (
レス) id: 8a249ad083 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 面白いです！最高です！ドラコ本当に好きです！更新頑張って下さい！ (2017年11月13日 23時) (レス) id: 2755443495 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真姫 | 作成日時：2017年11月13日 22時
