第4話 ページ6
「 我輩は校長がそうおっしゃるなら...」
セブルスがすんなりと認めたのが意外だったのか、ミネルバたちは少し驚いた表情をしていた。
実際、セブルスもなぜ自分が初めてあったような少女にここまで警戒していないのか不思議であった。
「 ということじゃが、どうかの？」
Aは、小さく頷いた。
『 皆さんがいいとおっしゃってくださるのなら、私はここに通いたいです。』
「 ならば、決まりじゃな。さっそく今日の夕食の時にでも、他の先生方にも紹介しよう。」
『 わかりました。よろしくお願いします。』
そこでAはあることに気がついた。
『 今更ですが、お名前をお聞きしてもよろしいですか？』
アルバスたちも忘れていたようだった。
「 おぉ、そうじゃった。わしは、アルバス・ダンブルドアじゃ、 アルバスと呼んでくれると嬉しいのう。」
Aは頷いた。
「 私はミネルバ・マクゴナガルです。ミネルバと呼んでくださいな。」
『 ミネルバさん 』
「 さんなんて要りませんよ。家族だと思っているのですから。」
ミネルバはニッコリと笑った。
「 我輩はセブルス・スネイプだ。」
『 ス「 セブルスでいい。」
『 じゃ、セブルスさ「 さんはいらない。」
「 これは珍しいのう。」
アルバスが楽しそうに言うが、Aはわけがわからず首を傾げた。
『 どういうことですか？』
「 セブルスはあまり自分から名前を呼ばせたりせんのじゃよ。」
「 校長！」
セブルスはアルバスを睨んでいたが、アルバスはそれを無視するようにニコニコと笑っていた。
『 あの、名前で呼んでもいいんですか？』
「 かまわん。あとその敬語もやめろ。」
セブルスの言葉にミネルバたちも頷いていた。
『 わかったわ、ありがとう。』
Aはここに来て1番の笑顔を見せた。
それを見たセブルスは動きを止めてしまった。
『 ？ 』
Aがセブルスのほうを見つめると、セブルスは顔が見えないように背けてしまった。
そんな2人の姿をアルバスたちは微笑ましく見ていた。
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やっと、2話が終わりました...(；^ω^)
本当は一気にまとめたかったのですが、文字数が大幅にオーバーしてしまうので、分けさせていただきました。
読みにくいかもしれませんが、これからもよろしくお願いします！！
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真姫(プロフ) - さらさん» ありがとうございます！すごく嬉しいです！これからも面白いと思っていただけるように頑張ります！ (2017年11月30日 23時) (
レス) id: 8a249ad083 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 面白いです！最高です！ドラコ本当に好きです！更新頑張って下さい！ (2017年11月13日 23時) (レス) id: 2755443495 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真姫 | 作成日時：2017年11月13日 22時
