第15話 ページ17
それから、Aたちは、険しくて狭い小道をハグリッドに続いて降りていった。
そして、ボートに乗り、進んでいくと、ホグワーツが見えてきた。
全員が船から下りると、
「 ホイ、おまえさん！これ、おまえのヒキガエルかい？」
「 トレバー！」
ネビルのヒキガエルも見つかったようだった。
みんなは、石段を登り、巨大な樫の木の扉の前に集まった。
ハグリッドが城の扉を３回叩くと、扉が開き、ミネルバが現れた。
ミネルバは、Aを、見つけると、少しだけ微笑んでくれた。
それから、ミネルバについていき、ホールの横にある小さな空き部屋にみんなを案内した。
「 ホグワーツ入学おめでとう
新入生の歓迎会がまもなく始まりますが、大広間の席につく前に、皆さんが入る寮を決めなくてはなりません。」
ミネルバの話を聞き、ミネルバが出ていくと、みんなは、不安そうだった。
だが、Aは自然と落ち着いていた。
すると、後ろの壁からゴーストが20人くらい現れた。
「 おや、A様、入学おめでとう、是非ともレイブンクローに入っていただきたいですな。」
「 いやいや、A様には、ハッフルパフに入っていただきたい。」
「 A様ならば、どの寮に入ってもやっていけるでしょう。楽しみにしております。」
などと、ゴーストたちが、Aに話しかけてきた。
『 ありがとう、どの寮に入るかは、まだわからないけれど、頑張るわ。』
ゴーストと普通に会話しているAのことを、周りは驚くしかなかった。
「 組分け儀式がまもなく始まります 」
ミネルバが戻ってきた。
ミネルバの後ろに1列になって、１年生は部屋を出て、ホールに戻り、そこから大広間に入った。
それから、ミネルバがみんなの前にボロボロの帽子を乗せた椅子を持ってくると、帽子が歌いだした。
歌が終わると広間にいた全員が拍手喝采をした。
帽子は四つのテーブルにそれぞれお辞儀して、再び静かになった。
ミネルバが、羊皮紙の巻紙を手にして前に進み出た。
「 ABC順に名前を呼ばれたら、帽子をかぶって椅子に座り、組分けを受けてください。」
「 アボット・ハンナ！」
いよいよ、組分けが始まり、Aも少し緊張していた。
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ここでは、Aさんは、一番最後に呼ばれることにします！
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真姫(プロフ) - さらさん» ありがとうございます！すごく嬉しいです！これからも面白いと思っていただけるように頑張ります！ (2017年11月30日 23時) (
レス) id: 8a249ad083 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 面白いです！最高です！ドラコ本当に好きです！更新頑張って下さい！ (2017年11月13日 23時) (レス) id: 2755443495 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真姫 | 作成日時：2017年11月13日 22時
