第11話 ページ13
しばらくして、セブルスたちはルシウスたちと別れ、ホグワーツに戻ったのだった。
『 久しぶりに買い物に行けてよかったわ、ありがとうセブルス。』
「 あぁ、それは構わん。それよりも我輩は、お前がルシウスと知り合いだったことが驚きだ。
しかも、ルシウスが誰かにあのような風に接しているのは初めて見た。」
『 まぁ、ルシウスがあんなに良くしてくれるのは、ヴォルが関わっているからなのだろうけれど... 』
「 それもあるだろうが、それだけではないだろう。本当にそうなら、あの方がいない今、今日のように接する必要はないはずだからな。」
Aは、そう考えればそうかもしれない、と思い、ルシウスたちとまた会えたことを嬉しく思った。
それからとうとう入学式の日になった。
「 では、A。気をつけて行ってくるのじゃぞ。見送りに行けなくてすまないのう。セブルス、頼んだぞ。」
Aは、セブルスと共にキングス・クロス駅へ向かい、他の入学生と一緒に列車に乗って、ホグワーツに戻ってくることになっていた。
その方がなにかと都合がいいだろうという、アルバスの考えからだった。
『 気にしないで、アルバス。行ってきます。』
Aは、セブルスと姿くらましができる場所まで来ると、そのまま駅へと移動したのだった。
キングス・クロス駅には、既にたくさんのホグワーツ生で溢れかえっていた。
「 ここから、我輩は一緒には行けない。ホグワーツで待っている。」
セブルスは、Aの頭に優しく手を乗せると、姿くらましをして、帰って行った。
『 とりあえず、列車に乗らなきゃよね。』
Aが列車に乗ると、まだ他の人は家族との別れを惜しんでいるようで、ほとんどのコンパートメントが空いていた。
Aは、近くのコンパートメントに入り、先日買った本を読むことにした。
それからしばらくして、コンコンッとコンパートメントの扉を叩く音がして、Aが顔を上げると、コンパートメントの扉が開いた。
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やっと、ハリーたちが多く出てきます。
原作の中に主人公を入れて話を書くのが難しいなと最近思ってます...(；^ω^)
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真姫(プロフ) - さらさん» ありがとうございます！すごく嬉しいです！これからも面白いと思っていただけるように頑張ります！ (2017年11月30日 23時) (
レス) id: 8a249ad083 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 面白いです！最高です！ドラコ本当に好きです！更新頑張って下さい！ (2017年11月13日 23時) (レス) id: 2755443495 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真姫 | 作成日時：2017年11月13日 22時
