56.★高ぶる心臓☆ ページ16
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「激しい方が良かったのかな?」
エルヴィンはクスリと笑った後、
口元だけで黒い笑みを浮かべた。
確かに、もっと……
と言うと変態かも知れないが、
エルヴィンと今までの分、
ずっと幸せになりたいと思う。
「まぁ、Aが何を言おうと
私の自由にさせてもらうよ?
さっき、敬語も使ってたよね?」
__あ、忘れてた。
『ちょ……っ……エル…………ッ』
私が言い掛けた時、再びエルヴィンと
唇が重なった。
今度はさっきと違い、エルヴィンは無理矢理
私の口の中に舌をねじ込んできた。
舌は私の喉奥まで入ってきて、
窒息しそうになる。
なんとかエルヴィンに声を掛けようとしても、
苦しくて声が出ない。
『ん……っ……ぅっ……』
涙が自分の瞳に溜まり、視界がぼやけてくる。
もう駄目かと思った寸前でエルヴィンは
唇を放してくれた。
『っ……! ……はぁ……はぁ……』
私の反応を見てエルヴィンは面白がっている。
「ハハハッ、死にそうだったか? 」
『……付き合って早々ね。』
……とは言っても少しムカついている
のと裏腹に心臓は高ぶっていた。
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____この心臓の高ぶりが違う意味の
高ぶりになるのは私は知るよしもなかった。
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霰餅おかゆ@スミス廃(プロフ) - アランさん» 此方にもコメントありがとうございます! まっひーと共に頑張らせて頂きます♪<(__)> (2015年8月1日 5時) (レス) id: 3047c4c577 (このIDを非表示/違反報告)
アラン - ヒカリの手紙ッ!続き頑張ってくださいッ!! (2015年7月20日 21時) (レス) id: ccdc2d66fe (このIDを非表示/違反報告)
まひまひ♪(プロフ) - 鳳来哲生さん» コメントありがとうございます♪粥ちゃんと共に、頑張ります!! (2015年4月17日 21時) (レス) id: 3dfe2acfb4 (このIDを非表示/違反報告)
鳳来哲生(プロフ) - 続編、おめでとうございます!!(^^*)これからも、楽しみにしてます(*^▽^*) (2015年4月15日 23時) (レス) id: dece52004d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霰粥・まひまひ♪ x他1人 | 作者ホームページ:http://ulog.u.nosv.org/user/okayu0013
作成日時:2015年4月12日 3時