21.★仕掛け☆ ページ22
「空って気持ちいいね。
ね、A。」
『...』
「A??
寝ちゃったのかな…??」
『...』
「昔から、Aはすぐにねちゃうし、誰にでも優しかったよね。
兄の僕が言うと、おかしいけどね、
今まで溜め込んでいたのが、ついに爆発しちゃったんだよね。
辛かったらいつでも僕に頼ってって言ったのに。
とりあえず、僕の部屋にいこうか。」
僕は、Aを背負い、自分の部屋に戻った。
「窓を開けておいてよかったなぁ…」
でも、そう安心していたのも束の間。
「もしかしたら、アルミンの部屋にいるのかも!!」
「あぁ、そうかもな!!」
しまった…
僕たちを追いかけていた、ヒカリと団長が予定より早くに来てしまった。
「A、少し狭いしけど我慢してね。」
僕とAは一緒にクローゼットの中に入った。
クローゼットの中から見えるように、少しだけ扉を開けて。
もちろん、僕が何も考えていない訳はなく、たくさんのダミーを仕掛けておいた。
ベッドには、枕や本を入れて膨らみを作り、人が居るように見せかけた。
ドアには、入って来たとたん、色々なものが倒れてくる仕掛けにした。
もし、中に居るとしたら、少しでも時間が欲しいから、バリケードを作るだろうし…。
その他に、窓を閉めたり、少し飲み物を入れたコップを2つおいた。
あ、雀はいま寝ているから、当分は起きないだろうし…
僕が色々考えていると、部屋のドアが開き、2人が入ってきた。
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まひまひ♪(プロフ) - 霰粥さん» だからさ…ホント困るよね。うちも準備してたのに〜…>< (2015年4月12日 18時) (レス) id: 3dfe2acfb4 (このIDを非表示/違反報告)
霰粥(プロフ) - まひまひ♪さん» コロコロ変わるなぁ。準備してたのに! (2015年4月12日 17時) (レス) id: 1b844c3f12 (このIDを非表示/違反報告)
まひまひ♪(プロフ) - 霰粥さん» なんか、今度は18:48だって…どれが本当なんだー!! (2015年4月12日 17時) (レス) id: 3dfe2acfb4 (このIDを非表示/違反報告)
霰粥(プロフ) - まひまひ♪さん» え、夜の!? (2015年4月12日 12時) (レス) id: cead373d8a (このIDを非表示/違反報告)
和香(プロフ) - あと、作品面白いです! (2015年4月12日 2時) (レス) id: e8638250d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霰粥・まひまひ♪ | 作者ホームページ:http://ulog.u.nosv.org/user/okayu0013
作成日時:2015年4月2日 16時