11.★守るもの☆ ページ12
『あぁ…私、また逃げ出しちゃったよ…
あはははは…情けないよね…』
私は気持ちを晴らすため、外にきていた。
外にでると、暖かい風が吹いていた。
そう、守ってくれるように…
『私って風に守られるまでに弱くなったのかな…?』
さっきの団長を思いだし、また涙がこぼれた。
その涙をなぐさめてくれるように、雀は、
チュンチュン
と、鳴きはじめてきた。
『なぐさめてくれてるの??
ありがとう…』
私は雀の優しさが嬉しかった。
『この優しさが、エルヴィン団長だったらな…』
私はエルヴィン団長だったらな…
と、口に出した事をすごく後悔した。
だって…
「私がどうしたって?
A…」
そう、後ろに団長が立っていたからだ。
「で、私がどうしたって??」
『い、いえ…
な、なんでもありませんっっ…』
私は団長から、思いっきり顔をそらしてしまった。
無意識に…そらしてしまったのだ。
「なぜ、今、私から顔をそらしたんだい?」
『本当になんでもないんです…』
私が言い訳をしていたその時、
後ろから、元気な声がきこえた。
「エルヴィーン!!ハァハァ
ようやく見つけた…ハァハァ」
それは紛れもなく、私を裏切った親友の
ヒカリの声だった。
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まひまひ♪(プロフ) - 霰粥さん» だからさ…ホント困るよね。うちも準備してたのに〜…>< (2015年4月12日 18時) (レス) id: 3dfe2acfb4 (このIDを非表示/違反報告)
霰粥(プロフ) - まひまひ♪さん» コロコロ変わるなぁ。準備してたのに! (2015年4月12日 17時) (レス) id: 1b844c3f12 (このIDを非表示/違反報告)
まひまひ♪(プロフ) - 霰粥さん» なんか、今度は18:48だって…どれが本当なんだー!! (2015年4月12日 17時) (レス) id: 3dfe2acfb4 (このIDを非表示/違反報告)
霰粥(プロフ) - まひまひ♪さん» え、夜の!? (2015年4月12日 12時) (レス) id: cead373d8a (このIDを非表示/違反報告)
和香(プロフ) - あと、作品面白いです! (2015年4月12日 2時) (レス) id: e8638250d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霰粥・まひまひ♪ | 作者ホームページ:http://ulog.u.nosv.org/user/okayu0013
作成日時:2015年4月2日 16時