蕩ける甘い日々【文スト】

#4　鮮やかな其の色に　【梶井基次郎】*リク* ページ6

キューブ様、リク有難う御座います!!
今日友人が、「家帰ってレモネード飲むわ」って云い出したので「レ、檸檬爆弾飲む!??やめろ、早まるな!!」って云ったら「爆弾飲む馬鹿が何処に居るんだよ」って冷静にツッコまれました。←


鮮やかな色の檸檬を薄く切り、並べていく。
爽やかな薫りが鼻孔を擽り、思わず一枚食べそうになったのを堪え、彼の元へ向かう。

「…はい。どうぞ」
『ん、あぁ。有難う』
一瞬だけ此方を見たが、直ぐに机に向き合う。
…机に向かって何を書いているのかはよく判らないが、きっと多分凄い奴なんだろう。多分。

『…ん』
「……はい?」

唐突に上を向き口を開ける梶井さん。
……何してるんだ?

「…えっと、私に何をしろと…」
『今手ぇ離せないから口に入れて』
「………」
何だ其の理由。

………仕方無い。入れてやるか…
「…あーん」
『んーっ』

ぱく、と梶井さんは檸檬をくわえる。
……此れが餌付けと云うのか…一寸楽しいかも……

楽しくなってぽいぽいと梶井さんの口に放り込む。結構頻度多めに投げ入れていた筈だが、止まる事はなく檸檬を食べ続ける其の姿は少々怖かった。

「あーん…っひゃ!?」
がじ、と指をくわえられ、変な声が漏れる。舌も這い、声が漏れてしまう。

『…一寸檸檬に飽きたからAを食べる事にしよう!!』
そう云う梶井さんの顔は清々しい笑顔で、ぶん殴りたくなるのを必死に抑えた。

＿＿＿＿いっそ貴方の好きな鮮やかな其の色に、染まってしまいたい。


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相変わらずの駄作だね(笑顔)
前に国語の教科書に梶井さん載ってて授業中にも関わらず叫びそうになった事があります…(笑)

#5　此れは全て　【織田作之助】*リク*→←ポオ「駄作者の近況報告とおまけである…!」

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