よんじゅうにわ。 ページ44
Aside
ｰｰｰ目が、覚めた。
その瞬間、頭が痛くなるほどの記憶が流れ込んで来た。
目の前には心配そうな顔の部員。
黒｢A！！大丈夫か？どっか痛くないか？｣
夜｢お前急に意識失うからほんとビビった...｣
嬉しさで自然と笑顔になる。
『...心配かけてごめんね。クロ！やっくん！』
黒・夜｢｢.......え｣｣
クロとやっくんの動きが停止した。
研｢...A...クロと夜久くんのこと、思い出したの...？｣
研磨が怪訝そうに聞いてくる。
『うん！！研磨のことも、海くんのことも。
...音駒の事も、思い出したよ...！』
そう、何故かクロ達以外の音駒のことも思い出す事が出来た。
兄ちゃんの時は、映像がぼやけて兄ちゃん以外の顔が見えなかったのだ。
なのに、映像に出てこなかった人まで思い出している。
(なんで、だろ？
まぁ思い出すに越したことはないよね。)
考えても仕方がないと思い、自己完結した。
黒｢A！！！！！！｣
クロとやっくんが飛び付いてきた。
『わっ、クロ、やっくんも。』
夜｢ほんっと...思い出してくれてよかった...｣
黒｢一時はどうなるかと...｣
安心したような表情でそういう2人に、優しく声をかけた。
『うん、ごめんね？
あと、ありがとう...！！』
音駒のこと思い出せてよかったなぁ...
山｢あの...｣
後ろから声をかけられ、振り向く。
『はい？』
そこには下を向いている山本先輩。
(あぁ、そういえば記憶失ってる時に謝られたんだっけか。)
山｢あの...さ、改めて、なんだけど
悪かった...ごめん｣
申し訳なさそうに頭を下げた。
『...なんで...』
山｢え...？｣
山本先輩が顔を上げる。
『なんで、山本先輩が謝るんですか。
先輩は悪くないですよ。』
山本先輩は驚いた顔をしている。
山｢お前.....｣
『改めて、これからよろしくお願いします！
山本先輩！』
山｢...！！あぁ、よろしくな...！｣
(これから仲良くなれそうだな...！
嬉しい...)
私はあることを思い出した。
(私...誰に、何されたんだっけ...？)
確かに私は山本先輩は悪くないと思った。
(山本先輩が悪いんじゃなくて、全部あいつが悪い...？
あれ...？
あいつって、誰だっけ)
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オフトゥン - いつの間にか目の前が霞んでました...とても面白かったです！ (2020年5月7日 19時) (
レス) id: 1ed80ac0bf (このIDを非表示/違反報告)
いちごミルク(プロフ) - hikariさん» ごめんなさい！修正しておきます。報告していただき、ありがとうございました！ (2019年10月28日 17時) (レス) id: 40a00401ba (このIDを非表示/違反報告)
hikari(プロフ) - さんじゅうよんわの木兎さんの(名前)ではなく、名前ってなってます。 (2019年10月28日 9時) (レス) id: 9040efc7f3 (このIDを非表示/違反報告)
いちごミルク(プロフ) - まっつんエロい@紀和さん» はい！学生です〜！！応援ありがとうございます！これからも頑張らせて頂きます！！ (2019年10月23日 17時) (レス) id: 40a00401ba (このIDを非表示/違反報告)
まっつんエロい@紀和(プロフ) - 作者さんは学生さんですか？学生さんでしたら大変ですけど頑張って下さい！ (2019年10月22日 21時) (レス) id: 8195451271 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごミルク | 作成日時：2019年9月9日 19時
