さんじゅうななわ。 ページ39
Aside
翌日。
兄ちゃんが音駒に連れてってくれた。
場所忘れてるだろうし、音駒に詳細を伝えないといけないから、と言っていた。
音駒は私が通っている高校で、
部活は男子バレーボール部のマネージャー...
...と、兄ちゃんに聞いた。
どうやら合宿中だったようで、私が病院に運ばれたことで合宿は中断されたらしい。
迷惑を掛けたのか、心配になった。
(緊張するな...)
兎「いいか?開けるぞ?」
『うん、!』
ガラッ
大勢の視線が私達に集まる。
(ちょっと怖い...)
夜「...A!!!」
他の人達に比べると少し小柄な人が私に抱きついてきた。
『!!?
...ぁ......夜久...さん、でしたよね...?』
夜「あぁそうだぞー!!」
(良かった...やっぱり病院に居た人だ...)
少し周りを見渡すと、不思議そうな顔をしている人が多い気がする。
『あ、海さんも...!!』
兄ちゃんと、奇妙な髪型の背の高い人...と話している海さんも見つけた。
研「...A。」
『え、はい!』
夜久さんより少しだけ背の高いプリン頭の人が私の服の裾を掴んだ。
研「おれ...孤爪研磨。
...Aは俺にタメ口、下の名前で呼んでたよ。」
(タッ...タメ口!?大丈夫なのかな...?)
本人がそう言うなら合わせた方がいいと思ったので、
『分かr...った...!よろしく、研磨?』
...と言った。
研「うん、よろしくね。」
(...あ、ちょっと笑った。優しそうだな。)
兎「A!!
兄ちゃんそろそろ行ってくるな!!!」
『あ、うん!』
と言い、兄ちゃんは走って出て行った。
海「兄ちゃんの事、思い出したんだってね。」
『あ、海さん!!!
はい、昨日急に...』
あの時病院に居た内の一人である海さんに話しかけられる。
海「そっか、良かった。
これから俺らの事も思い出していけたらいいね。」
『...はい...!!!』
(本当に皆いい人そうだな...)
山「あの...木兎A...」
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オフトゥン - いつの間にか目の前が霞んでました...とても面白かったです! (2020年5月7日 19時) (レス) id: 1ed80ac0bf (このIDを非表示/違反報告)
いちごミルク(プロフ) - hikariさん» ごめんなさい!修正しておきます。報告していただき、ありがとうございました! (2019年10月28日 17時) (レス) id: 40a00401ba (このIDを非表示/違反報告)
hikari(プロフ) - さんじゅうよんわの木兎さんの(名前)ではなく、名前ってなってます。 (2019年10月28日 9時) (レス) id: 9040efc7f3 (このIDを非表示/違反報告)
いちごミルク(プロフ) - まっつんエロい@紀和さん» はい!学生です〜!!応援ありがとうございます!これからも頑張らせて頂きます!! (2019年10月23日 17時) (レス) id: 40a00401ba (このIDを非表示/違反報告)
まっつんエロい@紀和(プロフ) - 作者さんは学生さんですか?学生さんでしたら大変ですけど頑張って下さい! (2019年10月22日 21時) (レス) id: 8195451271 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちごミルク | 作成日時:2019年9月9日 19時