木兎さんの妹は音駒高校バレー部マネ

じゅうよんわ。 ページ16

Aside


雀｢ｰｰｰどこいったの？あの子。｣


はい。大ピンチです。


...いや、迷惑をかけないと決めたんだ！


『えぇ〜っと、ね？

あっ！トイレだ！トイレに行ったよ！』


清｢私さっき近くのトイレ寄ったけど誰もいなかったよ？｣


清水さァァァん


雀｢...どういうことかな？｣


やばい。かおりちゃんが怖い。

後ろにいる雪ちゃんも威圧が凄い。


白｢吐いちゃいな？ﾆﾔｯ｣


『オロロロロr...



...すいませんでした吐きます！

吐きますからその蔑むような目をヤメテ！』


雀｢よろしい。｣


谷｢ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ｣

白｢怖がらせてごめんね〜？、｣


雀｢で！何があったの？しょーじきに答えなさい！｣


『えー、実は...


かくかくしかじかで...』


雀｢なるほど。｣

白｢やっぱりね〜｣


清｢そんなことが...｣

谷｢私なんて姫どころか村人レベルになのに...｣


『てことだから、中山、マネ業は出来ません。』


雀｢まじかぁ...｣

白｢まぁ、6人中5人、マネ業出来る人いるし大丈夫じゃない〜？

青葉城西はマネージャーいないからローテーション決めようか〜｣


そっか...まぁどうにかなるか



清｢あっ...仁花ちゃんは入ったばかりだから誰かと2人でやった方がいいかも...｣


谷｢す、すいません！私なんぞが！｣


雀｢全然大丈夫だよ！｣


白｢じゃあこれでいい〜？｣

と、マネージャーのローテーションが書かれた紙を見せてくれた。


烏野 ：雀田・(中山)
青葉城西：木兎・谷地
音駒 ：白福
梟谷 ：清水


私は谷地さんとか〜仲良くなれるかな...

...ん？

待って？

『ねぇ、かおりちゃん。かおりちゃん、中山と一緒だけど...』


雀｢あぁそれ、私が雪絵にそうするように頼んだの。｣



『なんで！？』


雀｢いやぁ。どんな感じなのか私も分かっとこうかなって

まぁ私先輩だし大丈夫でしょ！｣

...大丈夫かなぁ...


白｢じゃあそろそろ体育館行こうか〜｣


｢うん。/はーい/はいっス！！｣



私は確か...青葉城西か。

どんなチームかなぁ


『谷地さん！青葉城西のとこ行こう？』


谷｢はいっス！えっと、木兎さん...？｣


『Aでいいよ！
この合宿に兄ちゃんいるから被るしね〜』


谷｢うん！じゃあ私も仁花でいいよ！｣


パァァァという効果音がつきそうなくらい

嬉しそうな表情をする仁花。

めっちゃ可愛い。

『おっけー！仁花！』

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