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「っしゃ!」


一人で部屋の中でガッツポーズ。

理由は簡単、ヨモギとの食事が再来週末に決まったのだ。


「……うまっ、」


なんだか今夜は、コンビニ飯まで美味しく感じる。





JM「ユンギヒョン、デレデレしないでくれますか?」
JM「なんでそんなににやけてるんですか?」
JM「ヒョン……気持ち悪いです。」


と、散々ジミンに言われたけれど、ニヤけない方が無理だ。

今現在、ヨモギを待っている俺なんか、マスクの下で下唇を思い切り噛んで、平静を装っている。


『ユンギオッパ!』

「おう。」

『待ちましたか?すいません。』


まだ答えてないのに、すいませんと言っちゃうあたりが母性本能をめちゃくちゃくすぐる。

くすぐるどころか、もう突き刺してくる。


『行きましょう!』

「今日はどこに行くんだ?」

『あっ、そうだった。ユンギオッパ。一番と二番と三番どれがいいですか?』


これまた可愛く


「えっ、じゃあ、三番。」

『じゃあ焼肉ですね!』

「焼肉?え?三番なのか?」

『そうです!一番が鉄板焼き屋で、二番が焼き鳥屋、三番が焼肉でしたから。』



一緒に焼肉も食べて、ヨモギはそんなに酒に強くないのか頰が赤くなっている。


「一人で帰れるか?」

『ぜんっぜんだいじょうぶですよ!』


絶対だいじょばない。

この可愛さと、滑舌だと襲われかねない。


「ん、送るよ。」

『んーーー、じゃあ、お願いします。』


少し、この前の合コンの時よりも酒が回っているらしい。

話す回数も多くなったし、絶えずニコニコしてる。


「じゃあ、兄さんたちいるんだろ?」

『え、今日は二人で飲むって言ってました。私は友達とご飯って言ったので安心してるみたいです。』

「え……、」

『友達じゃなかったですか?』

「いや、まぁ、そうだな。友達だ。」



そう答えたと同時に、ヨモギは鍵を回しながらこう言った。


「あの…、上がって行きませんか?」

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(プロフ) - りんこさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!これからも応援していただけるよう頑張ります(笑) (2018年4月22日 18時) (レス) id: c78f3d5d68 (このIDを非表示/違反報告)
りんこ(プロフ) - 初コメです!このお話大ッ好きです!これからも応援します^^ (2018年4月22日 18時) (レス) id: 5bdd8a4462 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゆずさん» コメントありがとうございます!作者も書きながらニヤニヤしております。(笑)ラブラブシーン乞うご期待を! (2018年4月20日 20時) (レス) id: c78f3d5d68 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - エルフさん» コメントありがとうございます!きゅんきゅん?!ですか?!嬉しいです!お楽しみいただけるよう、頑張って書かせていただきます! (2018年4月20日 20時) (レス) id: c78f3d5d68 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございます!まゆ様の楽しみのなったのなら幸いです。ユンギを、ユンギらしく書けるように頑張ります! (2018年4月20日 20時) (レス) id: c78f3d5d68 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http//  
作成日時:2018年4月8日 17時

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