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9話 ページ10

三人称side

今日は、宝石ヶ丘に仕事の依頼が入ってきた。
ある2つのユニットへの仕事だ。
各ユニットにそのことが伝えられ、ミーティングの日、現場の一室で話し合いが行われた。


「おはようございます。『Prid's』です。今日はよろしくお願いします。」

「こっちは『Lie or Truth』です。お願いします。」


学園でもトップクラスの『Prid's』と、比較的有名な『Lie orTruth』。それぞれリーダーの輝崎千紘と、榎本が挨拶をする。
全員が席に座ると、スタッフが話をし始めた。

簡単に言うと、新作ゲームの声を当てて欲しいということだった。
5人グループの主役と、その真反対のトリックスター役の人物であった。
主役をPrid's、トリックスターがLie or Truthの予定らしい。


「収録は、1ヶ月後くらいだから、設定を覚えてきてね。はい、資料を渡すから、キャラの特性を掴んで頑張ってくださいね。」


それから、日程などについて少し話した後、今日は解散という事になった。

時間は丁度お昼どき。お腹が空いてくる時間帯だ。
会議室から出ると、Prid'sの1人が口を開いた。


「みなさん、もうお昼ですし、何か食べて帰りませんか?あっ、榎本先輩も。」

「うん、俺は…いいよ。行こう。」

「何故一緒なんだ。俺は行かんぞ。」


行くのを渋る一色を、櫻井が説得…いや、説得というよりも強引に連れて行こうとする。
それに対し、蛍は行くのに賛成している。


「うーん、たまにはいっか。ぼくも行くよ。あっ、これは本当だよ。」

「じゃあ決まりっすね。千紘さんも良いっすか?」

「あ、あぁ。そうだな。それで、場所はどうするつもりなんだ?」


千紘がそう言うと、七緒は考えてなかった…という顔をした。
そこで櫻井は、一色の腕を掴んで逃げられないようにしつつ、提案をした。


「たからバーガーでいいんじゃない?ここから近いっしょ。」

「ぼくは反対だね。ハンバーガー大好きだからさ。早く行かないと無くなっちゃうよ!ハンバーガー大嫌いだけど!」

「貴様…いちいち虚言を吐きやがって…」


結局、お昼はたからバーガーで食べることにした。
あそこは、宝石ヶ丘の生徒もよく来るハンバーガー屋だ。
分かりやすく嘘をついた榎本に、一色が呆れて腕を組む。どうやら一緒に行くらしい。

七緒を先頭に、たからバーガーへ向かう一行。
他愛もない話と、嘘の混じった会話をしているうちに、店が見えてきた…。

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マグロ隊長 - 亜紀さん» 読んでいただきありがとうございます!続編というか、ただこの夢主ちゃんで恋愛的なのを書こうと思っただけなんですけどね…笑椿くん良いですね!これから考えてみます(^_^*) (2018年11月6日 23時) (レス) id: ff77c9afb9 (このIDを非表示/違反報告)
亜紀(プロフ) - 私は個人的に椿が好きなので絡ませて欲しいなと(((殴、コホン…なんでもありません。最後になりましたが応援します、頑張ってください!! (2018年11月6日 18時) (レス) id: 65d880c966 (このIDを非表示/違反報告)
亜紀(プロフ) - 最後まで読ませていただきました。いやぁ、私結構僕っ子好きなんですよね、だから嬉しかったですよ夢主が僕っ子で!続編?書いてくださるんですか!?ぜひ読ませてください!! (2018年11月6日 18時) (レス) id: 65d880c966 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マグロ隊長 | 作成日時:2018年9月28日 1時

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