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4話 ページ5

特待生side

言われたユニットに挨拶は終わったけど…。
噂では、ソロユニットが1つあるらしいけど、どんな人なんだろう。


「特待生ちゃんじゃないか。こんな所でなーにしてるんだ?」

「げっ、青柳先輩…。」

「げって言ったな君!ところで、今日の俺のパンツの柄はなんだと思う?」

「ソロユニットがあるって本当なんですか?」


パンツが云々は置いて、通りすがりの青柳先輩に聞いた。
無視されてあからさまにショックを受ける先輩。
でも、ソロユニットがあることは間違いないらしい。


「あっ!君が特待生ちゃん!?」

「はい、そうですけど…」

「うわぁ、久しぶりだね!ぼくたち、昨日会ったばかりだよね〜!」


馴れ馴れしく、勝手にマシンガントークを繰り広げるこの人は何だ!?
ていうか私、初対面のはずなのに…


「噂をすれば何とやら、だな。」

「えっ…、まさか、忘れちゃったの?」

「じゃあ、私の名前、覚えてますか?」


私は、初対面であることを証明するために、自分の名前を確認されようとする。
マシンガントークさんは、そのままの勢いで言った。


「もちろん覚えてるよ!田中花子ちゃんでしょ?」

「全然違いますよ!やっぱり初対面じゃないですか!」

「あらら、バレちゃった?」


なんだこの変な人は…!?
私は、青柳先輩に耳打ちする。


「なんなんですか?この人…」

「特待生ちゃん、そいつがソロユニットのだよ。」

「えっ!?」


驚いた私は、慌てて確認を取ろうとする。
でも…


「あなたがソロユニットの方ですか!?」

「違うよ?」


違うのか…
そう思った矢先、また言葉が飛んできた。


「嘘だよ!」

「どっちですか!」

「あははっ!特待生ちゃんは面白いな!じゃーね、また会ったら話そうね!」


名前を聞く前に、さっさと走り去ってしまった。
まさに嵐のような人、というのが第一印象だった。

見兼ねた青柳先輩が、さっきの人について教えてくれた。

「さっきの奴がソロユニット、『Lie or Truth』だ。名前は榎本A。さっき見た通り、嘘つきだな。言ってることのほとんどは嘘だと思ったほうが良いな。」

「あの人が…!?」


とんでもない嘘つきだ…!
いやでも、あれが本性とは限らない…、と信じたい。


「天音ひかりちゃんかぁ、面白い子が来たもんだねぇ。あっ、帝ちゃんのこと無視しちゃったな。申し訳無いな、嘘だけど。」

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マグロ隊長 - 亜紀さん» 読んでいただきありがとうございます!続編というか、ただこの夢主ちゃんで恋愛的なのを書こうと思っただけなんですけどね…笑椿くん良いですね!これから考えてみます(^_^*) (2018年11月6日 23時) (レス) id: ff77c9afb9 (このIDを非表示/違反報告)
亜紀(プロフ) - 私は個人的に椿が好きなので絡ませて欲しいなと(((殴、コホン…なんでもありません。最後になりましたが応援します、頑張ってください!! (2018年11月6日 18時) (レス) id: 65d880c966 (このIDを非表示/違反報告)
亜紀(プロフ) - 最後まで読ませていただきました。いやぁ、私結構僕っ子好きなんですよね、だから嬉しかったですよ夢主が僕っ子で!続編?書いてくださるんですか!?ぜひ読ませてください!! (2018年11月6日 18時) (レス) id: 65d880c966 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マグロ隊長 | 作成日時:2018年9月28日 1時

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