23話 ページ24
神谷side
愛澤から、特待生と榎本がデートだと聞いた。
どうしてもっと早く言わなかったんだよ、俺だって特待生とデートしたかったのに…
俺は校内をうろうろしていると、窓の外に、ちょうど校門のあたりに2人が居るのを見つけた。
「っ、あいつ…!」
考えるより先に、身体が動いていた。
校門まで全速力で走ると、特待生は驚きの表情を見せた。
と、特待生の私服…可愛い…。
じゃなくて!
「特待生さん…デ、デートって本当なんですか…!?」
「本当だよ!」
「違います!練習のお礼で、一緒にお出かけしただけですから!」
榎本を噛もうとすると、特待生が必死に止める。
どうやら、デートというのは嘘らしい…
だったら俺だって特待生とデートできるかもしれない。
「と、特待生さん!良かったら俺とも…」
「お出かけですか?行きましょう!」
「お出かけっていうか…デ、デートを…」
「神谷ちゃんと話してるし、ぼくは先に戻るね。また遊ぼうねー、ひかりちゃん!」
ばいばーい!と手を振って寮へと戻る榎本。
特待生とデート出来ることになった…
これもおまじないの効果…!
愛澤にも教えといてやるかな。
特待生の私服をしっかり目に焼き付けて、気分は最高潮のまま、俺も練習に戻った。
30人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マグロ隊長 - 亜紀さん» 読んでいただきありがとうございます!続編というか、ただこの夢主ちゃんで恋愛的なのを書こうと思っただけなんですけどね…笑椿くん良いですね!これから考えてみます(^_^*) (2018年11月6日 23時) (レス) id: ff77c9afb9 (このIDを非表示/違反報告)
亜紀(プロフ) - 私は個人的に椿が好きなので絡ませて欲しいなと(((殴、コホン…なんでもありません。最後になりましたが応援します、頑張ってください!! (2018年11月6日 18時) (レス) id: 65d880c966 (このIDを非表示/違反報告)
亜紀(プロフ) - 最後まで読ませていただきました。いやぁ、私結構僕っ子好きなんですよね、だから嬉しかったですよ夢主が僕っ子で!続編?書いてくださるんですか!?ぜひ読ませてください!! (2018年11月6日 18時) (レス) id: 65d880c966 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:マグロ隊長 | 作成日時:2018年9月28日 1時