離婚しようとした2人の宝 Part2

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『夜空を産む時、魁がいい子じゃなかったら、なかなか病院行けなかったかもしれない。魁がいい子でよかったよ。』


魁「公園でママ倒れたから、びっくりした！」


『驚かせてごめんね。』


夜空「赤ちゃんってどうやって産まれるの？」


『ママが頑張って産むんだよ。』


零「魁と夜空を産む時も、ママはすごく頑張ってたんだぞ。」


魁「夜空産む時、ママすごく頑張ってた！」


夜空「にーにを産む時は？」


零「魁の方が頑張ってたな。時間かかったし。」


『初めての陣痛で、本当に辛かった。』


陣痛の痛み、舐めててあんな叫びすぎて、大袈裟だなとか思ってけど、実際体験すると叫ぶどころか、怒鳴るレベルだった。


アルバムをしまい、お昼ご飯を作った。


これから体重管理を気にしなきゃいけないから、運動とかもしないといけないな。


『あとちょっとしたら、つわりで食べれなくなりそうだから、今のうちに好きなの食べておかないと。』


零「そうだな。どんどん食べればいい。」


魁「つわりって？」


『うーん、ママの場合だと、気持ち悪くなって、ご飯が食べれなくなっちゃうの。』


夜空「お腹減らないの？」


『あんま減らないよ。』


零「二人の時、だいぶ辛そうだったから、今回は無理するな。二人も、ママが辛そうな時、無理を言ったらダメだぞ？赤ちゃんに会えなくなるかもしれない。」


魁/夜空「はーい！」


お腹いっぱい食べ、魁が私の食器を運んでくれた。


魁「ママは休んでて！」


『まだ大丈夫だよ。でもありがとう。』


魁の成長を感じられた1日でした。

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