離婚しようとした2人の宝 Part2

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魁「ママ起きて！おうち着いたよ！」



『…んん、あ、寝ちゃったんだ。起こしてくれてありがとう。』



零「降りれるか？」



『シートベルト取れない…』



零「ちょっと待ってろ。」



運転席から降りて、助手席の方に来て、シートベルトを取ってくれた。



本当に手間かけさせて、申し訳ございません。



零「はい。」



そう言って手を差し伸べてくれた。



『ありがとう。』



手を借りて、ゆっくり降りた。



夜空「パパ本当に王子様みたい。」



『本当だね。』



そんな事を話していると、零くんは耳まで真っ赤にして照れている。



魁「パパ、赤いよ？」



零「大丈夫。おうちに入ろう。」



「「うん！」」



お風呂溜めなきゃいけないなぁ。



最近お風呂掃除をしてると、お腹の部分だけ濡れてしまうのが悩み。



魁「ママどこ行くの？」



『ん？お風呂掃除して、お湯を溜めるの。』



「「やる！」」



『え〜、やってくれるの？ありがとう。』



感動して涙が出そうだよ。



なんて良い結婚記念日なんでしょう。



『じゃあ、やり方説明するね。まず…』





『できたね。これからやってもらいたいくらい。』



魁「これからできるよ！」



夜空「私も！」



『じゃあお願いしちゃおうかな。』



よっし、これで負担も減ってく…！



我が子に本当に感謝！



魁「パパ一緒に入ろ！」



零「みんなで入るか。」



「「おー！」」

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