離婚しようとした2人の宝 Part2

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そろそろ4ヶ月目になります。


最初の頃より、お腹が出てきて、これからの腰痛に怯えています。


魁「赤ちゃん、大きくなってるね。」


零「これからもっと大きくなるぞ。」


夜空「クリスマスまで待てないね。」


『ママも待ちきれないなぁ。魁と夜空の時も早く会いたくて堪らなかったよ。』


魁「俺と会えて嬉しい？」


夜空「私は？」


『2人に会えて嬉しいよ。生まれてくれてありがとう。』


魁「俺もママに会えて嬉しい！」


夜空「私も！」


そう答えて喜んでるのも、束の間、零くんにじーっと見つめられている。


『パパに嫉妬されちゃう。』


零「パパに会えて嬉しいか？」


魁「うん！」


夜空「パパのこと大好きだもん！」


『よかったね。パパ？』


零「赤ちゃんにも好かれるぞ。」


『もう寝るよ。歯磨きしてきて。』


「「はーい！」」


『この子の時には、絶対ずっと横にいてね。そうしないと赤ちゃんに嫌われちゃうかもだよ？』


零「絶対に守る。何があっても。」


『ありがとう。守らなかったらビンタだから。』


零「それは勘弁だな。」


『もっと痛いものにも耐えてきたんだから、大丈夫でしょ。』


零「茉優から嫌われるのが、1番怖いからな。」


『ｸｽｯ、それが嫌なら来なさい。』


零「了解。」


魁「ママー、歯磨き終わったよ！」


『今行くね。』


お腹が大きくなって、立ち上がるのに時間がかかる。


零「俺が行く。」


『あ、ありがとう。』

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