離婚しようとした2人の宝 Part2

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2人は企画課の人、1人ずつに渡しに行って私の元に戻って来た。


魁「少し余っちゃった。」


夜空「逢月ちゃんにあげる！」


逢月「わぁ！ありがとう！」


『喜んでもらってよかったね。』


満面の笑みを浮かべ、逢月ちゃんと遊んでいる。


企画課(平和だ…、ずっと見ていたい…)


魁「パパ、パパのお友達が倒れちゃった。」


零「ん、あぁ。きっとクッキーが美味し過ぎたんだろう。大丈夫だ。」


企画課(あんな降谷さん見た事ないぞ…！！)


『本当に大丈夫なの？』


零「たぶんな。」


『えっ！たぶんって！？』


企画課(奥さんも綺麗だし、降谷さん羨ましい限りです…！！！)


風見「樹月、よく寝てるな。」


優花里「夜泣きしないのよ。いい子だわ。」


風見「さすが私の子だ。」


企画課(風見さんも親バカなんですね、幸せそうで何よりです！！！)


夜空「パパ、抱っこ。眠たい…」


零「おいで？」


夜空は、零くんに近づき、腕を広げている。


すっと抱くと、目を瞑り眠ってしまった。


『夜空ったら…仕事戻らないといけないでしょ？私が代わるよ。』


すると、夜空を抱きながら、パソコン作業をし始めていた。


『やりにくいでしょ？』


零「いや、逆に捗る。」


そして、何も気にせずに作業を続けている。


私も企画課の人も、目が点になる。


すると、企画課の人達に零くんの事を聞かれて、オドオドする。


「家だとあんな感じなんですか！？」


『あ、まぁはい。デレデレなんですよ。』


「3人目産まれたら、もっとデレデレでしょうね！」


『そうですね。』


魁「あ、夜空だけずるい！パパおれも！」


零「はいはい。」


魁と、夜空2人となると、やっぱりやりにくいらしく、魁と遊び始めた。


魁「あれ？ママは？」


企画課の人達に囲まれているため、私が見えていないようだ。


零「俺の妻に何している。」


魁と夜空を抱きかかえた零くんが、人を退けながら私の元にきた。


その言葉にドキッとして、顔が赤くなる。


部下1「奥さんにもデレデレじゃないですか！」


そう耳元でコソッと言われる。


『夜空もらうね。魁ももう帰ろうか。』


魁「えー！やだ！」


そう来ると思ってたよ。


『そうワガママ言うと、赤ちゃんに会えないよ。それでもいいの？』


魁は首を振って否定をする。


『じゃあ私達はこれで。』


企画課「また来てください！」


そして私達は企画課を去った。

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