離婚しようとした2人の宝 Part2

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『2人共、服決まった？』


魁/夜空「うん！」


2人の手には、ぎゅっと大切に握りしめられた服がある。


でも、夜空の服サイズが違いすぎる。


『その服、どこにあった？』


夜空「そこにあったよ。」


言われた方に行くと、夜空が持っている服と同じ物が売られている。


前の方を取ってしまって、サイズが違ってしまったんだろう。


『夜空のサイズにはこれだよ。決まったなら買うよ。』


魁「レジまで持ってく！」


2人は近くのレジまで行ってしまった。


『まぁ、成長してる証拠だしいっか。』


お会計を済ませ、昼食を食べた後、私が行きたかった店に向かった。


子供の物がたくさん売っているお店だ。


赤ちゃん用品はある程度は家にあるんだけど、最近の物も見ておきたかった。


みんなで店の中を回っていると、ある物が目に止まった。


魁「これ何？」


『踏み台だよ。これに乗れば背が高くなるの。』


夜空「ホントだ！」


これがあれば、皿をシンクに入れる時楽になる。


買っちゃおうかな。


魁「ママ買うの？」


『うん、お皿持ってて入れる時にこれがあれば楽でしょ？それに料理も出来るようになるし、お皿洗いも出来るよ。』


夜空「じゃあお菓子作りたい！パパとパパのお友達にあげるの！」


『パパもパパのお友達も喜ぶね。そしたらたくさん作らないとね』


クッキーを作りたいと言ったので、クッキーの材料を買い、家に戻った。

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