検索窓
今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:6,014 hit

(笑) ページ10

「君は見るからに不幸そうですね」


不機嫌なAに、笑わないかと詰め寄るえくぼに
ウザイ。笑わないだけで不幸とは限らない。と投げかける。


「けッ、ほんとにそうなるなら、人生楽なもんだぜ」

「この方は?」

「公園のベンチで、座り呆けていました!」

「なんと不幸な不景気の犠牲者!でも、このスマイルマスクをかぶれば大丈夫!また笑えます!」

同時に、無精ひげの男を信者が取り押さえ、スマイルマスクを強制的にかぶせられる。

それと同時にモブたちにも強制的にかぶせられ、最後の一人が被せられる寸前、手が止まった。



「ちょ、ちょっとまって!一つ質問があるんだけど」

「君は?」

「塩中学校・新聞部二年一組の米里です!貴方たちの悪い噂を取材しに来ました!


宗教団体カッコワライ・・・。

たった一か月で、こんなに信者を囲ったっていうの?!怪しいわ!」


「よろしい。では、先ほどの男性を見てください!」



無精ひげのおじさんがマスクを外すと、さっきとは全く違う表情で笑顔になっていた。




Aは直ぐにテレパシーでモブに"此処、早く出た方がいい"と危険信号を送った。



米里も何かを察したのか、一旦引き下がろうとエクボに訴えるが羽交い締めにされ、とうとうスマイルマスクをかぶせられる。



強制的でありながら、心満たされてしまっていたようだ。



「『あの、すいません。』」



そんな中、不気味な空間に関係なく手を挙げたのは影山きょうだいだった。



「これって、笑顔とか、幸せがテーマでモテるかどうかは別問題ですよね。帰っていいですか?」

「彼は?」

「下校中悩んだ顔をしていたので。連れてきました。恋の悩みがあるようです。」



「別に。悩んでないです。」



モブとAはマスクをとったが、笑顔じゃなかった。

限界→←宗教



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
9人がお気に入り
設定タグ:モブサイコ100   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まぐろ(プロフ) - Yuriana@IDがバグってる…。さん» こっちも、見ていただけてるとは…!有難いです!頑張ります! (2016年11月14日 23時) (レス) id: 773abf21a4 (このIDを非表示/違反報告)
Yuriana@IDがバグってる…。 - イメ画上手すぎ…流石まぐろ様…。こっちも頑張って下さい! (2016年11月14日 23時) (レス) id: 50c15a48b7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まぐろ | 作成日時:2016年10月9日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。