兄妹には逆らえませんね ページ22
貴『話が違う！』
さっきまでいた会議室の扉を思いっきり開き、怒鳴る。
誇山｢騙されたお前が悪い。｣
桜威｢完全にこっちに戻れば、にがしてやる｣
この集団卑怯だ。
子どもを餌に釣って、連れ戻そうとする。
絶対に戻らない。
絶対に。
｢まぁまぁ、落ち着きなよあんた。｣
中年ぐらいの女がわたしをなだめる。
｢ねぇねぇ！僕と遊ぼ！｣
今度は子どもだった。
こんな歳で、ここに連れ去られるなんて。
小学生ぐらいだろうか。
まだ、純粋だな。
あんな大人達に騙されるとはね。
まぁ、私もだけど。
｢あのね！あの部屋に僕の人形があるんだよ！それで遊ぼ！｣
だが、向かった先は少々機嫌の悪い兄と粉々にされた人形？だった。
モブ｢あ、A良かった無事だった｣
貴『連れてかれる時に、殴られたけど。』
モブ｢大丈夫？｣
貴『うん。』
気まずいのか、しばらく沈黙になる。
こういう時なんといえばいいかわからない。
モブ｢帰ろう。あとは律だけだよ。｣
｢ダメだよー。おねぇさんは僕とあそぶんだよ｣
貴『ごめん。私帰るね』
｢おじさん達に怒られちゃうよ？｣
貴『元々従うつもりなんて無かったからいいよ。』
そう言い放つと子どもは、泣きじゃくりながら、誇山たちの元へ戻っていった。
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まぐろ(プロフ) - Yuriana＠IDがバグってる…。さん» こっちも、見ていただけてるとは…！有難いです！頑張ります！ (2016年11月14日 23時) (
レス) id: 773abf21a4 (このIDを非表示/違反報告)
Yuriana＠IDがバグってる…。 - イメ画上手すぎ…流石まぐろ様…。こっちも頑張って下さい！ (2016年11月14日 23時) (レス) id: 50c15a48b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぐろ | 作成日時：2016年10月9日 0時
