心が折れてる ページ17
今日のメニューは筋トレだ。
部室は筋肉の塊でかなりむさくるしく感じる。
ただふたりを除いて。
つい最近鬼瓦先輩が、部長の誘いで入部した。
すっごいなんか心が折れてるのがわかる。
貴『あの…大丈夫ですか』
「俺さ…リコーダー盗んだ犯人だと思われてんだよ。俺はやってねぇのに!!」
「諦めるな授業にでろ!!」
貴『そ、そうだそうだ!挫けるな鬼瓦!あなた鬼の天牙でしょう?!』
とにかく元気づけようと声をかけるも、彼は顔がしんだままだった。
必死に慰めていると、また生徒会が現れた。
今度は律も一緒だった。
「生徒会長?!」
突然の訪問に驚く脳電部。
「噂通りここは腐った空間だね。あれ?鬼瓦くんがなぜこんなところにいるんだい?」
「家にいるとお袋に理由をきかれるから!」
「聞いてくれ生徒会長!鬼瓦は何もやってないんだ!」
「郷田くん。鬼瓦くんを庇うなら君も停学にするよ?」
頭が痛い。
貴『部長関係ないのに』
「おや?君も庇うのかい?」
生徒会長をにらむ。完全に生徒会を敵に回した。
弟がいる前で。
「ならお望み通り停学処分にしてあげるよ」
明らかな理不尽に講義をしようとしたところ、鶴の一声のように律が理由を聞きましょうと言ったおかげで何とか停学にはならなかった。
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まぐろ(プロフ) - Yuriana@IDがバグってる…。さん» こっちも、見ていただけてるとは…!有難いです!頑張ります! (2016年11月14日 23時) (レス) id: 773abf21a4 (このIDを非表示/違反報告)
Yuriana@IDがバグってる…。 - イメ画上手すぎ…流石まぐろ様…。こっちも頑張って下さい! (2016年11月14日 23時) (レス) id: 50c15a48b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まぐろ | 作成日時:2016年10月9日 0時