運命って信じる？６ (ページ10)

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スキンケアもしっかりやるけどいつもよりかなり急ぎめで、ドライヤーもびしょ濡れじゃなきゃいいだろうとまだ湿ってる気もするけど終わらせた。
キッチンいって水のペットボトルだけ貰ってAのいる寝室にもどる。

結構早く終わらせたと思うんだけど起きてっかな。
出来ればイチャイチャしたい、、、ってか抱きたいんだけど、、、

寝室のドアを開けたらさっきまで真っ暗だったけどベッドサイドのライトがついてた。

『A？』

A｢あ、翔太くんおかえり。戻ってくるの早かったね。｣

『めっちゃ急いだ。笑』

A｢ゆっくりでよかったのに。笑｣

『Aが寝ちゃうと困るからな。』

A｢ふふ、起きてるよ。笑｣

さっきまで真ん中で寝てたのに俺の為にズレてスペースを空けてくれてた。
そのスペースに座って話してるとAが手を伸ばして俺の髪に触れる。

A｢まだ少し濡れてる。髪傷んじゃうよ？｣

『今日だけは見逃して。笑』

A｢ふふ、見逃してあげる。笑
翔太くん疲れてるでしょ？寝よ？｣

『Aが大丈夫ならちょっと夜更かししよ。』

A｢私は大丈夫。翔太くんが明日に支障程度に夜更かししちゃおっか。笑｣

水をサイドテーブルに置いてベッドに横になってAと向かい合った。

それでAが未だに抱きかかえてる存在が気になって聞いてみた。

『抱き枕なんか前あった？』

A｢あ、、最近買ったんだ。｣

『ふーん、なんで買ったの？』

ただ純粋な疑問をぶつけただけなんだけどAの頬がほんのり赤に染った。

『どうした？』

A｢えーと、あのね。この間翔太くんが泊まった日抱き締めて寝てくれたでしょ？そしたら1人で寝る時なんか寂しくて翔太くんが使ってた枕抱き締めて寝たらゆっくり寝れたから抱き枕買ってみたの、、｣

あー、、まじなんなの？可愛すぎる！！

『それさちょっと貸して。』

不思議そうな顔しつつも抱き枕を渡してくれた。
それを受け取ってそのままベッドの下に置いた。

A｢え、、？翔太くん？｣

『今日は俺いるから抱き枕いらないっしょ？』

A｢あ、うん//｣

可愛すぎるし、こんなこと言って自分でも恥ずかしいしで耳が赤くなってる気がする。
Aに見られたらかっこ悪いし見られないように抱き寄せたらAは俺の胸元に擦り寄ってきて腕も回してくれた。

あーいい匂い、、、
ベッドもだしAの匂いに包まれてて落ち着くわ。