運命って信じる？６ (ページ46)

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年末は30日まで仕事だから31日から3日までは毎年実家に帰ってる。
毎年寝正月という訳には行かずに親戚の集まりでゆっくりはしてられないんだよね。

『翔太くんはお正月実家帰るの？』

渡｢いや舞台あるから帰れないんだわ。｣

『あ、そっか。1日から始まるんだもんね。』

渡｢そう、だからまた寝にAん家帰ってくるわ。｣

『うん、いつでも来ていいからね。』

渡｢実家からはいつ帰ってくる？｣

『4日には帰ってくるつもりだよ。』

渡｢じゃあ4日来るわ。｣

『わかった、待ってるね！』

次会える予定が決まった。
お正月休みとか関係なしにお仕事をしてるのすごく尊敬する。少しでもお正月を味わえるようにお雑煮とか用意してみようかな。

まだ一緒にいるのに年明けに会えるのが楽しみになってる。
ちょっとニヤニヤしちゃってるのが自分でわかる。笑

渡｢Aなんか楽しそうだな。笑｣

『4日に会えるんだなぁって思ったら嬉しくなっちゃって。笑』

渡｢はぁ～、ずりぃよ。まじ可愛い。｣

翔太くんにギュッと抱きしめられる。

『ふふ、翔太くんいつも可愛いって褒めてくれる。笑』

渡｢だってまじ可愛いんだもん。｣

『翔太くんと一緒にいると自己肯定感が高くなってく気がする。笑』

渡｢めっちゃいい事じゃん！｣

『ありがとう。翔太くんといれて私幸せだよ。』

渡｢え、なに急に！？｣

『なんか言いたくなった。笑』

渡｢照れるわ。笑 Aが彼女で俺も幸せだよ。
、、、うわっなんだこれ、くそ恥ずいわ！笑｣

抱きしめられてて顔が見えてないから素直に思った事を言ったら翔太くんも伝えてくれた。
髪の間から見える翔太くんの耳は赤くなってる。笑

それを見て愛おしくなって翔太くんの頬にチュッとキス。

渡｢ねぇ～、そんなことされたらまじ帰りたくなくなるんだけど！｣

『でもそろそろ帰らなきゃね？笑』

渡｢なに？Aわざと！？｣

『そんなことは無いよ。笑』

翔太くんはブツブツと文句を言われながらも私から離れて食器類を片してくれる。
洗い物もそんなになかったから直ぐに終わって今度は帰り支度。

その間に私はタクシーを手配。

『タクシーすぐ着くって。』

渡｢呼んでくれたの？ありがと。｣

『いいえ、多分下行ったら着てると思う。』

渡｢ダラダラしてらんないじゃん。｣

『4日会えるの楽しみにしてるね！
年末年始お仕事頑張って！』

渡｢ありがと。Aも仕事頑張って！｣