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料理を持ってく度にすごくいいリアクションをくれる翔太くん。
全部の料理を運び終えて席つけば目の前の翔太くんはすごくニコニコ笑顔。



『どうかな?』


渡「やっばいね!これ作るの大変じゃなかった?」


『そんな大変じゃなかったよ。
今日はシャンパン用意してみたんだけど。』


渡「何、今日最高じゃん!
俺がシャンパン開ける!」


『クリスマスと遅れた誕生日パーティーだから気合い入れちゃった。笑』


渡「Aの誕生日祝いもなのに俺ばっかいい思いしてる気がする、、」


『そんな事ないよ!翔太くんが喜んでくれるだけで嬉しいから!翔太くんシャンパン開けて?』


渡「おう!」


ポンッと気持ちいい音。
私のグラスに翔太くんがついでくれた。
そのボトルを受け取って翔太くんのグラスにつぐ。



『ふふ、乾杯しよっか。』


渡「遅くなったけどA誕生日おめでとう。」


『翔太くんもおめでとう!』


渡「ふはっ!なんか照れるな。笑」


『ふふ、そうだね。笑』


渡「『乾杯』」


渡「これうまっ!」


『そうでしょ?これお気に入りなの。』


渡「ねえ、もう食っていい?」


『ふふ、いいよ。』


渡「いただきまーす!」



しっかりサラダから食べる翔太くん。
ドレッシングは手作りなんだけど気づいてくれるかな?



渡「うわっ!このドレッシングめっちゃうまくない?」


『ほんと?よかった!』


渡「これ普通に売ってるやつ?」


『ううん、手作りなんだ。』


渡「まじ!?Aすごすぎ!」


『ありがとう。笑』


それからどの料理を食べても私の顔を見て目を見開いてリアクションしてくれる翔太くん。
こんなに美味しいって言ってくれて喜ぶ顔を見れたらすごく作ったかいがある。



すごいパクパク食べてくれてるけど少食の翔太くん、大丈夫かな?



『ちょっと作りすぎちゃったから無理に食べなくて大丈夫だからね?』


渡「でも残すの勿体ないじゃん。」


『残ったのは明日食べたりアレンジしたりすればいいから。それにケーキも用意してるから、、』


渡「まじ!?それなら胃袋あけとかなきゃじゃん!」


『ふふっ、だから程々でごちそうさましてね?笑』


渡「わかった!」


ケーキがあると言えばまたニコニコになる翔太くん。
手作りだってわかったらまた喜んでくれるかな?



渡「ごちそうさま。
あぁー、めっちゃ食った!」


『お粗末さまでした。
いつもより食べたね?笑』


渡「すげえ美味かったもん。」

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作者名:つな | 作成日時:2021年8月9日 0時

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