運命って信じる？６ (ページ23)

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ご飯会ページ23

お昼食べ終わったら思ったより時間が無かったみたいで｢洗い物できなくてごめん｣って言ってバタバタと家を出ていった。
なんか慌ただしかったなぁ。笑

今回は次会える日が決まってるから心の持ちようはいつもと違う。
けどメンバーさんと会うんだよね、、
さっき翔太くんはああ言ってくれたけどそれでも緊張はしちゃう。
今から緊張してたら当日どうなっちゃうんだろう、、

…………………………………

そしてやって来た翔太くんのメンバーさん達とのご飯会の日。
昨日の夜は今日何着ようかすごく悩みに悩んだ。

前に1回会ったとは言ってもその時は翔太くんと付き合ってなかった。
でも今日は翔太くんの彼女として会うからカジュアルすぎてもあれかなって鏡の前でひたすらファッションショー。

結局仕事にも支障がないようキレイめにオフショルのロングワンピースにした。
お店に着いたらオーナーに｢いつも以上にオシャレしてんね。｣って言われちゃったけど気合い入れすぎたかな、、、笑

仕事終わり時間に余裕があったから他のスタッフ、オーナーには先に帰ってもらって私は髪を巻き直してメイク直しを念入りにした。

靴はぺったんこからヒールに履き替えて香水を軽く纏わせたら完成！

翔太くんから教えてもらったお店に向かってもうすぐ着くって時に翔太くんから｢もう着いた｣って連絡が来た。
私もそれから5分しないで着いて、翔太くんから言われてた｢着いたら迎えに行くから教えて｣って言葉通りお店の前で電話した。

(渡｢もしもし、Aついた？｣)

『うん、今お店の前いるよ。』

(渡｢ん、今行く。｣)

『ありがと。』

(渡｢いーえ、店の中入って。｣)

『わかった。』

お店に入ると翔太くんがいた。
耳に当ててたスマホを切って翔太くんに駆け寄る。

渡｢Aお疲れ。｣

『翔太くんもお疲れ様！』

渡｢なんか今日いつも以上に可愛くない？｣

『そうかな？気合い入れすぎちゃった？』

渡｢すげえ可愛いけどあいつらの為にオシャレしたってのが気に食わない！｣

『メンバーさんの為っていうか、、翔太くんの彼女として変な格好出来ないでしょ？』

渡｢はぁ～、このまま家に連れて帰りたくなるからやめて、、、｣

『なんかごめんね？』

渡｢すげえ抱きしめたいけど外だから我慢するわ。｣

『それは我慢してください///』

渡｢ふはっ！｣

『もう、メンバーさん待たせてるでしょ？行こ？』

渡｢ん、行くか。｣