運命って信じる？６ (ページ14)

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A｢キャッ！｣

『ぐははは！笑』

A｢翔太くん！急にビックリするじゃん！｣

『ごめんごめん、まさかそんな驚くと思わなかった。笑』

A｢もう！髪まだ濡れてるじゃん。｣

『A乾かしてよ。』

A｢仕方ないなー、これ終わったら乾かすから待ってね。｣

1歳しか変わらないけど年下のAに甘えてる俺。
けどAは優しく受け入れてくれるから一緒にいる時間はまだ全然短いけど居心地がたまらなくいい。

A｢終わったよ。｣

『よし、乾かして。』

A｢乾かすから離して？笑｣

『えぇー』

A｢じゃあ乾かさないでいい？笑｣

『それは無理。』

抱きついてたAから離れて腕を引いて洗面所まで。
椅子に座らされて髪になんかオイルをつけられて乾かしてくれた。

A｢はい、完成！｣

『ありがと。軽くセットもしてくれない？』

A｢帽子かぶるんじゃないの？｣

『かぶるけど折角だからやってほしい！』

A｢じゃあ軽くワックスつけるね。｣

『前髪上げて。』

A｢わかった。笑｣

ワックスでサササーっとすぐセットしてくれた。

A｢どう？｣

『完璧！ありがとう！』

A｢どういたしまして！時間大丈夫？｣

『もうそろ出ないとだな。』

Aといると時間があっという間に過ぎる。
さすがに仕事だから行かなきゃだけど全力で駄々こねたい気分だ。

Aが作ってくれた小ぶりのおにぎり2つ鞄に入れて帽子かぶって準備は完成。
玄関までなにも言わず見送りの為についてきてくれるA。

『Aきて。』

靴を履いて振り向いて手を広げて言えばちゃんと俺の腕の中に入ってくる。
Aの顔を上に向かせて唇に食いつく。

Aとのキスに夢中になってたら背中をトントン叩かれて離れる。

A｢っはぁ、翔太くん時間、、｣

『あぁ。行かなきゃか。』

A｢お仕事頑張ってね。｣

『ん、連絡するから。』

A｢うん、待ってるね。｣

『いってきます。』

A｢いってらっしゃい！｣

笑顔で手を振って見送ってもらって単純だけどそれだけで頑張れる。
仕事頑張って帰ってきたらAに全力で癒してもらおっと！