死後、第２ステージは横浜で。

死後のレポート６ ページ6

――数年後

あの後私は結局、手紙の指示通りにして
学園に通っている。
驚く事に学園長に話がきちんと通ってあったのだ。
…俗に言うトリップ特典とかいうやつ？

いやあでも、本当に吃驚したね、
なんせ学園の同じクラスに超絶イケメンがいて、席が隣だったなんて。



──《よっ！俺は高橋奏多、よろしくなA》




…大勢の女の子に睨まれたのは言うまででも無い
ま、ちゃんと全員と仲良くはなれたけどね



トリップ特典というのは私が思っていたよりも
ずうっと多く付いてきた。
例えば、この頭。
自分でも疑うくらいI.Qが高くなっていた。
お陰様で、皆には隠してるが
テスト満点は楽勝だね、やらないけど




あとは、身体能力。
これも大幅にアップしていた。
試したことはないが、フリーランニングは
お手の物だろう。
まだあるのかな、しらないけど。



ああ、それにしても…
ここはどこの世界線なんだろうか
未だにわかっていない


というかあの神仕事してんだろうな…？
(してません by神)
わからないように細工でもしてんじゃね？
(してますby神)



2次元の体になったって事は、漫画なんだろうけど…なぜだろう、わかりそうになると




──未だその時では無いと言っているかの様に


思考が、記憶が少し……鈍る。




…そろそろわかる頃になっていて欲しいんだけどねー！!


よし、朝の準備終了

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