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日常 ページ2

「Aー!!起きなさーい!!!」



母親の声に、少女…………Aは、ベットから
出た。


Aは、そのまま、母親のもとへ行く。


母「Aおはよう。よく眠れたかしら?」


A「…………(コクリ」



Aは、頷いた。


そして、テーブルに置いてあった、朝食を食べ始める。



母「A、またお母さんねぇ、家を出なきゃいけないの。すぐ帰ってくるからね?いい子にお家にいてね?いい?」


A「……………………(コクリ」



母「じゃぁ、お母さん、いってくるわね!いい子にまってるのよ!それじゃ♪」



そういって母親は、家を出ていった。



Aは、朝食を食べ終わった後、二階の自分の部屋に入った。



そして、本棚の後ろにある、本をとった。


題名は、『ことばあそび』だ。


Aは、この時間が、一日の中で、もっとも、
楽しい時間だ。


そして、本の中に書いてある、文字を読んで行く。


A「あ……い…………い……ち…………ご……

う………………さ…………………ぎ………………」




そう、夢中になっていると、ボーンボーンと、時計がなった。



そして、その音と同時にAは、本を、本棚の後ろに、隠した。



そして、一階に戻る。




ガチャ。



母「A〜、ただいま〜。」



母親が、帰ってきた。



すぐさま、母親は、Aを抱きしめる。


母親「どこにもいっちゃダメだからね?お外には、
危険がいっぱいなんだから。」




そういって、母親は、Aを離し、料理を作ろうと、キッチンにいった。



一方、 Aは、窓の近くにある、写真を見ていた。


母親らしき人の腕の中には、赤ちゃんが抱いてある。


その隣には、見知らぬ男性。


おそらく、Aの父親だろう。


でも、この家には、そんな人はいない。



Aは、この人にあってみたいと思っていた。




そのためには、どうしたらいいのか。



そのために、言葉を覚えようとしている。




いつか、自分の父親に会ってみたい。



日が立つほど、Aのその思いは、強まって行く………………

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設定タグ:人形 , シリアス , 女の子   
作品ジャンル:泣ける話, オリジナル作品
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作者名:みいみい | 作成日時:2017年5月28日 22時

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