CXLIV ページ46
「……あ、そうだ♪」
彼が言葉を発したかと思った瞬間、
突如、
フロイド・リーチに担がれる。
！？
担がれた私は、ふいに宙に浮かされたような驚きで固まってしまう。
？？
「カワちゃんも連れて行こうよ」
担がれたと思えば、主語が足りないヤバイ方のウツボに？マークがついてしまう。
……何処に？
…オクタヴィネル寮、モストロ・ラウンジには行きたくない。
すぐに「行かないです」と否定と共に首を横にブンブン振るが、「カワちゃん、くすぐってぇ」と彼に笑われて終わってしまう。
しかし、このまま流されたくは無かった。
「僕は行きません。帰ります」
もう一度断る言葉を告げるが…
「おや、そんなこと言って……本当は行きたいのでしょう？」
ジェイド・リーチ…！！
相方のジェイドさんは余計な言葉を言ってくる。担がれたせいで目の前は玄関のドアしか見えないので彼は、どんな表情をしているのかも分からない。
だが、
１つ言えることは…
…この人、絶対楽しんでいる。
ということだった。
何とかこの状況から離れたいため、体を捻り降りようとするが…相手の力が強すぎるせいで降りることも出来ない。
…。
俵の様に担がれる私は、何も出来ず、ぐったりとしてしまう。
ーー
ーーー
監督生とグリム、その他のメンバーと共にリーチ兄弟に連れていかれた場所は、お世話になったアトランティカ記念博物館であった。
…私、来てよかったのかな？
これも、ストーリーの展開なのでは？と思ってきた。
アトランティカ記念博物館に入ると、営業スマイルのアズールさんの姿が見えた。
アズールさんの言葉によると今日は、貸し切り状態にしたらしい。
この大きな建物を貸しきれるほどの影響力があるアズールさんは、流石である。
思わず感心してしまう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2664人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
伊織(プロフ) - 良ければですが続きを書いて欲しいです！！！！！ (1月26日 20時) (
レス) @page50 id: 0ae4e65c34 (このIDを非表示/違反報告)
白雪 - もしよろしければ続きを恵んでください！！凄く楽しませていただきました！ (2022年12月4日 20時) (レス) @page50 id: b7ff539ef8 (このIDを非表示/違反報告)
あさひ(プロフ) - 完結めでたいけど！けど！！続きがめっっっちゃ気になってまうやろー！！！作者さん続き描いてくれ！！！！お願いやー！！！！ (2022年11月20日 14時) (レス) @page50 id: c3cf35b1ce (このIDを非表示/違反報告)
❄️Snow moon🌙 - 最高でした！！！もう、本当に何回でも読み直せます！！！投稿お疲れ様でした！ (2022年7月9日 19時) (レス) @page50 id: 18d1ac959a (このIDを非表示/違反報告)
え？ - えっここで終わりなん！？！？これからやん………おまかせはないよ…………… (2021年9月3日 16時) (レス) id: 40b8a4973a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：卵ソース | 作成日時：2020年11月28日 9時
