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上を見上げて分かったことがある。
..あ、これは怖い。
ターコイズ色の短髪に黄色とオリーブ色の釣り目のオッドアイをしている。
丁寧な口調なのに仲間内の悪巧みにも積極的且つ誰よりも愉快そうに乗っている腹黒人物..
''ジェイド・リーチ''がこちらを見ていた。
上から見下されている感じがして嫌な感じ..。
相手は、黙ったと思えば営業スマイルで接してきた。
「お客様、何かご用でしょうか？」
ラストオーダーはとっくに終わっていますよと付け足されるが自分は注文する気など、めっぽうもない。
「支配人にご相談があってこちらにお伺いしました」
私の発言に、一瞬で考えた素振りを見せたが再びニッコリした顔で、
「..なるほど、そうでしたか。では、こちらにどうぞ」
丁寧な接客と共に案内される。
..あ、案内してくれるんだ。
中に入ると、
やはり閉店間近なのか、客が１、2組がポツンと離れたところにいた。
大体は食べ終わっていて帰る準備をしている最中であった。
「こちらへどうぞ」
示された先には、立派な扉がある。
何度も瞬きをしてしまう。
..VIPだわ、これは..！
開いた口が塞がらないでいた。
マスクをしててよかったかもしれない。あんなすごい顔見せられなかった。
..よし、入るか。
ノックを三回する。
「どうぞ」と爽やかな声が響く。
心を決めて、
ドアノブに手を伸ばす。
「..失礼します」
ゆっくりと扉を開けると、
目線の先にはソファーに座っている人物を見つける。
銀色の髪にメガネの奥に見える薄青の目。口元にはほくろがある人物は、じっくりと見てくる。
..入って早々、怖いんだけど。
「ようこそ、モストロ・ラウンジへ。
僕はここの支配人であるアズール・アーシェングロットです。
..失礼ですが、あなたのお名前をお聞かせ願いますか？」
何を考えているか分からない営業スマイルでこちらを見てくる。
名前か..
折角、顔を隠しているのに覚えられたくないなぁ。
ここは適当に..
「パピコ・アイスと言います」
咄嗟に思いついた名前で言った。
「..パピコ..アイス？」
不思議な顔をされた。
え、やっぱりダメだったかな..？
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るきあ(プロフ) - 夢主ちゃん原作知らなそうな話し方してるから原作知らないのかな?途中まで見てるけど、知ってた気がする… (2022年5月6日 6時) (
レス) @page42 id: e2065bbc2b (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - パピコ・アイスがめっちゃ好きですwww (2021年1月19日 2時) (レス) id: ac2ae8ad89 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - パピコ・アイスで笑いましたwwww (2020年9月18日 15時) (レス) id: 18f6683025 (このIDを非表示/違反報告)
卵ソース(プロフ) - Mignonさん» 読んで頂きありがとうございます。嬉しいです！えっと…このお話の主人公は、女の子として書かせてもらっています。しかし、周りの人たちの顔面レベルが高すぎて気づかれない状態です…！ (2020年9月7日 8時) (レス) id: dbdae74e1a (このIDを非表示/違反報告)
Mignon(プロフ) - 面白くて一気に読みました！！！こんなこと読み終わってから聞くのも変ですけど、夢主ちゃんは女の子ですか！？男の子ですか！？ (2020年9月6日 8時) (レス) id: 0ee41ec00b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：卵ソース | 作成日時：2020年7月11日 7時
