�� ページ5
ぬかった..。
目の前の光景に絶望する。
モストロ・ラウンジ前では、
満員の浴場のような混雑ぶり。
接客している人も一杯一杯で大変そうであった。
「今日の新作楽しみだな！」「早く進まねぇかなぁ」とざわざわした周りから聞こえる声。
え、今日は新メニュー発売の日だったの！？
モストロ・ラウンジなんて、行ったことなかったから知らなかった..
情報に疎すぎて顔には苦しい微笑が凝こってしまう。
「A、まずその格好をどうにかした方がいいと思う」
「何が？」
モブダチの彼は、顔をじっくりと見ていた。
..あぁ、マスクとサングラスね。
「あまり関わりたくないもんで」
ゲームをプレイしていて、一番..
関わりたくないランキング１位に輝いているオクタヴィネル寮。
あの三人組は、恐ろしいことを知っている。
１年間、会わないように避けてきた。
お陰で何事もなかったが、化粧水のために会うとは思っても見なかった。
「..すごく目立っているぞ。不審者感、満載で」
「でも、顔はバレてない。それよりも今は化粧水が欲しい」
「欲に忠実的だな。僕は、奢ってもらったら帰るからな」
「君も欲に忠実的じゃない？」
お互いの欲の為にこの長い行列に並んでいる。
時間がたってもあまり列が進まない。
....これは、閉店の時間になるのでは？
薄々思ってきた。
周りの人たちが「またにしようか」と諦めて帰っていく人を横目で見ている中…
気づけば自分たちの後ろには、誰もいなくなっていた。
..これが、最後尾という奴か。
「..なぁ、また今度でいいのではないか？」
あと少しのところで彼がグズリだしてきた。
閉店まで、
残り10分を切っていた。
確かに、今入っても食事はできないだろう。
「けど..話すだけなら出来る..！」
「結局、僕が食べられないじゃないか」
またあとで奢って貰うからなっ！と頬を膨らませて帰っていくモブダチ。
こんなに待たせたのに私に罵声を浴びさないのは、彼なりの優しさだろう。
..後で、奢らなきゃ。
何を話そうか考えていると、
モストロ・ラウンジから見たことがある人物が出てきた。
「....おや？」
前までいた接客の人とは違う人。
背が高すぎて顔が見えなかった。
..デカくない？
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るきあ(プロフ) - 夢主ちゃん原作知らなそうな話し方してるから原作知らないのかな?途中まで見てるけど、知ってた気がする… (2022年5月6日 6時) (
レス) @page42 id: e2065bbc2b (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - パピコ・アイスがめっちゃ好きですwww (2021年1月19日 2時) (レス) id: ac2ae8ad89 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - パピコ・アイスで笑いましたwwww (2020年9月18日 15時) (レス) id: 18f6683025 (このIDを非表示/違反報告)
卵ソース(プロフ) - Mignonさん» 読んで頂きありがとうございます。嬉しいです！えっと…このお話の主人公は、女の子として書かせてもらっています。しかし、周りの人たちの顔面レベルが高すぎて気づかれない状態です…！ (2020年9月7日 8時) (レス) id: dbdae74e1a (このIDを非表示/違反報告)
Mignon(プロフ) - 面白くて一気に読みました！！！こんなこと読み終わってから聞くのも変ですけど、夢主ちゃんは女の子ですか！？男の子ですか！？ (2020年9月6日 8時) (レス) id: 0ee41ec00b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：卵ソース | 作成日時：2020年7月11日 7時
