XXII ページ23
全速力で駆け抜けて、廊下まで逃げてきた。
肩で息をするようになってしまう。
..こ、怖かったぁ。
汗が糸をひく。周りを確認したが、あの二人は追ってはこなかった。
追われなくて良かったと思う。
力が抜けて、思いっきり息を吐く。
ジェイドさんの考察凄くない？..昨日、バッタリ会ってしまったのが原因か。
反省点は多かった。
これから、どうすればいいのか考え始めていると、
「おい、聞いてんのか！？」
「返事しろやぁ！」
急にドス低い声が響いた。
え、何？一体何があった！？
恐る恐る声が聞こえる方に視線を向けると、
そこには、厳ついサバナクロー二人組に絡まれる監督生の姿があった。
本当に何があった！？
驚かずにはいられなかった。そうしている間に監督生は壁まで追い込まれている。
監督生がピンチだ..！助けたい…！
けど、あの人達より力は、ないからなぁ..。
どうしよう、魔法が....って、
私..魔法少し使えるんだった。
急いでマジカルペンを持って、彼らに魔法を掛ける。
私のユニーク魔法を食らえ！！
強く念じる。
二人の相手は変わらず追い詰めている。再び低い声で圧をかける二人組。
「..おい、返事しろ
ニャン！
....ん？」
「..は？なにいってる
ニャン？
....へ？」
二人して思わぬ台詞に戸惑っている様子であった。
..これが、私のユニーク魔法。
魔法にかかった相手は、語尾にニャンと着けてしまう恐ろしい能力だ。へっぽこだけど。
「おい、おかしいニャン！？」
「どうにかしてくれニャン！？」
二人の慌てふためいている姿を見ていると、耐えようにも耐え切れず、笑みが口角に浮かんでしまう。
大丈夫、あと数秒で効果は消えると思うから..ふふっ。ダメだ笑ってしまう。
厳つい人らがニャンというのは違和感しかなかった。その内に隙を盗んで、監督生が逃げたしたのが目で確認できた。
よし、成功！たまにはこの能力も使えr
「おい、お前だな！この魔法かけた奴は」
「許せねぇ！面貸せや！」
ふとした瞬間に視線がぶつかる。
先程の件もあり、二人の怒りは最頂点までいっているようだった。丁度、魔法も切れたようだ。
監督生の代わりに私が目をつけられた。
...終わった。
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るきあ(プロフ) - 夢主ちゃん原作知らなそうな話し方してるから原作知らないのかな?途中まで見てるけど、知ってた気がする… (2022年5月6日 6時) (
レス) @page42 id: e2065bbc2b (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - パピコ・アイスがめっちゃ好きですwww (2021年1月19日 2時) (レス) id: ac2ae8ad89 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - パピコ・アイスで笑いましたwwww (2020年9月18日 15時) (レス) id: 18f6683025 (このIDを非表示/違反報告)
卵ソース(プロフ) - Mignonさん» 読んで頂きありがとうございます。嬉しいです！えっと…このお話の主人公は、女の子として書かせてもらっています。しかし、周りの人たちの顔面レベルが高すぎて気づかれない状態です…！ (2020年9月7日 8時) (レス) id: dbdae74e1a (このIDを非表示/違反報告)
Mignon(プロフ) - 面白くて一気に読みました！！！こんなこと読み終わってから聞くのも変ですけど、夢主ちゃんは女の子ですか！？男の子ですか！？ (2020年9月6日 8時) (レス) id: 0ee41ec00b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：卵ソース | 作成日時：2020年7月11日 7時
