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乱れた服を直してベッドから降りようとすると
腕を掴まれてそのままぎゅっと抱きしめられた
それと同時に首筋のほうに微かな痛みが走る
「..今お前、痕つけただろ」
「つけたよ」
「誰かにバレたらどうすんだよ」
「そのウィッグで隠せばいいじゃん」
それはそうだけどこの女装姿は明日までなんだぞ
キスマークを隠し通すには短すぎる
「それとも見えないところがよかった？俺しか触れないようなところにつけてほしかった？」
..こいついつからこんな変態になったんだ
いや、前から変態だったけど。
「俺宣伝のほうに戻るけどもう帰る？」
「宣伝ってあと何分くらいで終わんの？」
「んー、30分くらい」
「じゃあ一緒に帰ろう、待ってる。さっきの玄関のとこで」
「そ？なら、早めに終わらせてくるわ」
ベッドから降りて保健室からでようとすると
櫻井に呼び止められて
「なるべく早くね、俺うさぎだから」
と、満面の笑みで言われた
何がうさぎだよ、寂しがりやなのは知ってるけど
どう考えてもさっきの行動は肉食動物だろ
どっちかっつーと俺がうさぎだよ
痕がついてるところを手で押さえると
さっきのことがフラッシュバックする
指で足なぞってきたり
スカートの中に手入れてきたり
煽るだけ煽って放置かよ
あんなキスまでされたら
それなりの覚悟だってするわけで。
俺はあのまま最後までしてもよかった
むしろ、心の奥でそれを望んでた
時間が経っても疼いて仕方がない
「あ！にのちゃん！やっと来た」
「遅いぞー！」
「って、あれ？リボンどうしたの？」
友達のところに戻って宣伝をしようとした時
リボンのことを聞かれた
適当に誤魔化してその場をしのいだけど
先輩に見つかったらなんて言えばいいのか
本当のことなんて絶対言えないし..
そんな言い訳を悶々と考えてるうちに
時間は過ぎていって気づいたら宣伝を終えていた
女装用の服を脱いでウィッグも外して
私服に着替えて一階の玄関のほうに向かうと
ポケットに手をつっこんで肩をすくめながら
櫻井が待ってくれていた
「ごめん、櫻井。寒かった？」
「めちゃくちゃ寒かった、つか普通に今も寒いから早く帰ろ」
そう言って小走りで駐車場に向かう櫻井。
今は肉食動物というより小動物だな
そんな櫻井の後ろ姿をこっそり携帯で撮って
待ち受け画面に設定した
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餡子(プロフ) - つーPさん» コメントありがとうございます！^ ^ そう言っていただけて嬉しいです！！期待に添えられるように頑張りますね！(^o^) (2014年11月10日 14時) (
レス) id: 00d9a0f715 (このIDを非表示/違反報告)
つーP - 続きがすごい気になりますー！更新期待してます(*￣∇￣)ノ (2014年11月10日 7時) (レス) id: 95f40a467c (このIDを非表示/違反報告)
餡子(プロフ) - 蒼翔 彩和さん» 何か、冷静に見てみるとバカしか和くん言ってないですね（笑）バカ櫻井って呼び方するのは1人だけなのでそこは大切にしたいなーと(^o^)！いやいや！逆にこっちがありがとうございますですよ！笑 (2014年11月1日 21時) (レス) id: 00d9a0f715 (このIDを非表示/違反報告)
蒼翔 彩和(プロフ) - ひゃぁー!!もー、和くんが、可愛くて可愛くて...( ´･ω･`)バカ櫻井...、がもう、とってもツボです(笑)ありがとうございます!!← (2014年11月1日 16時) (レス) id: 4211315a55 (このIDを非表示/違反報告)
餡子(プロフ) - 和沙さん» 初めまして！コメントありがとうございます！そう言っていただけて光栄です（；＿；）！！作者としても期待に添えられるような小説にしていきたいと思いますので頑張ります！！ (2014年10月28日 15時) (レス) id: 00d9a0f715 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みなおご | 作成日時：2014年10月13日 10時
